沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

小春日和のような

2010年01月11日 | 日々のこと

 小春日和のような穏やかな日だった。 

 午後から暇を持て余している両親と妹と私の四人で、南部まで足を伸ばした。

 高速を最後の豊見城で降り、左折。いつも見て回るのは、地元の人が地元の野菜を売っている店を二三か所。 

 年寄り二人なのに、ついつい買いすぎる母に、買いすぎないようにねと忠告。  

  二人は「いろんな所を見て回るのが、楽しいさ~」「自分たちではこれない所だから」と喜び、母はいつもより饒舌になる。

  糸満の地元の野菜を売っている店(大雑把な私たちは、名前を覚えたためしがない)にも行こうと思ったのに、迷ってしまった。いつも地図など見ないで、車を走り出すのでぐるぐるめぐるはめに。私たちの家族は、こういう無駄だと思われるようなことが好きみたい。

 妹は、「通ったことのない道を、通って見たい」と、ずんずん行くので、どこに着くのかは未知。でも私も、両親も異義なし!急ぐ用がある訳でなし、違う町の畑や家々を見るのも楽しい。

  帰りに寄った、うるま市の「チル小ー」というそば屋。父は昼食べるのが遅かったのでいらないといった・ら、若いかわいい店員さんが「あ、じゃ、取り皿持ってきましょうね」と気を利かしてくれた。いい店だなと思った。

 他にもたくさんお年寄りを連れた家族連れがいる。いつもいうようだが、年寄りはたくさん食べれない。残すのを嫌う、というより「もったいない」と思うのである。

 だから、「半そば」メニューのある店は嬉しい。また、この子のように機転のきく従業員がいるのも助かる。

 (写真は妹の家の庭:花いっぱい)


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