名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
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将棋上達法実践編(17)

2018-10-21 | 将棋上達法則
先週10/14は朝日アマの東海予選会、Hくんは朝日盾C級に参加しました。
が、参加者1名のためB級に交じって4回戦、4連敗でした。4局とも相手が振り飛車党で、相振り飛車にしたのですが、教えていないのでどうしようもありませんね。
(前日10/13にちょっと教えておくつもりが、南生涯学習センターがお祭りで中止でした。)
4連敗でも優勝の賞状や盾をもらたので、悪くはないのですが。

さて昨日10/20はHくんのレッスン19日目です。
相手が振り飛車の時にどうするかというのを相談していたのですが、大山先生の位取りの将棋を1局並べてみて、相振りはこういうのがあるよ、という定跡を教えてみて、どうやら相振り飛車に決まりました。

角筋を止めずに68飛なら良いのではないかと先週にひらめきました。あれこれ考えていて、ネット検索もしてみたら将棋序盤のStorategyに記事がありました。
この形、後手からの角交換で居飛車にされるのは問題ない(角交換四間飛車は振り飛車から換える時代)ですし、84歩なら66歩で通常の形、42飛はともかく52飛や32飛を回避できれば、44歩~33角~22飛には作戦勝ちが望めます。

6筋8筋の歩を一度に交換できて

有名な端攻めの手筋を実現しやすいです。これを定跡として教えました。

後手番の時にどうするか、76歩34歩66歩に32飛から菅井流をやります、と予告しておきました。帰り道の自転車で、76歩34歩66歩も42飛でよいのではないか?と気が付いて(1手違うだけですし)、来週までに検討しておきます。


今日10/21はAくんのレッスン8日目でした。(中学生は部活もあるので進まないです。)

Aくんには極限早繰り銀の先手番の変化を終え、細かい変化やこれにて有利からどう指すか、というのを考えてもらいました。私が簡単だろうと思う手もなかなか見えないものですね。これからいろいろ吸収していくのでしょう。



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