9月22日 大阪府豊中市南桜塚1-12-7 TEL:06-6852-3002 東光院は行基の創建で萩の寺として知られています。 萩まつりが行われ境内には紅白の萩の花が咲き誇っていました。 行基菩薩の植栽縁起に従い「千年の萩」として守り継がれています。 萩は「生え木」に由来し、古来より生命力の強さや復活の象徴する花で、供花としての行基の想いが萩に込められています。
山門を入ると両側に萩が咲き誇ります。
ちょうど萩まつりの頃に見ごろを迎えたみたいです。
萩の奥にはあごなし地蔵堂。 垂れて咲く姿が美しいです。
こちらの萩の花は赤紫色が濃くってとても綺麗な萩です。
本堂近くに行くと白花萩が沢山咲いています。
本堂には本尊の薬師如来、こより十一面観世音菩薩などが祀らています。
白萩と本堂。
北大路魯山人命名の庭園「萩露園」。 「大阪みどりの百選」に選定されています。
萩露園。 萩のトンネルに短冊にしたためられた句があちらこちらにつるされています。 書かれた句を読みながら萩の花を愛でました。
本堂横にはムクゲも咲いていました。
水子供養地蔵尊の足元を彩る萩に優しく微笑んでいるように見えました。
境内から萩越しに見る山門。
正岡子規や高浜虚子、田村木国など多くの俳人が好んで訪れたようです。 境内には句碑が沢山ありました。 (右)木国の句碑
子規は萩が咲き誇る風情を「ほろほろと 石にこぼれぬ 萩の露」と詠んでいます。 (左)子規の句碑。
東光院の絵馬。 ムクゲ。