Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Sleepers#97

2016-04-20 | 鉄道写真


 それでは、連載第97夜は、平成22年春の大宮のイベントからお届けします。


 この年の大きな話題は、何といっても「北斗星」「カシオペア」に、新型機関車EF510 500番代が投入されるということ。その初号機501号機「田」が、1号機「富機」と並べられ展示されています(写真)。赤と青、塗色の違いも明らかです。


 JR新世代電機の主力が、EF200、EF500のハイパワーシリーズでは無く、EF210、EF510の省力化シリーズとなったのは、主として経済的な理由です。



 その横には、JR貨物所属機であるEF65 535「高機」が、「惜別」のヘッドマークを掲出し並んでいます(写真)。最後の貨物所属国鉄色65P形、存在自体が貴重でした。引退直前には、退色しない青色塗料で、お色直しまでしました。



 EF510-501の反対側には、「カシオペア」のヘッドマークが掲出されます(写真)。EF510 500番代の初運用は、同機が「カシオペア」を牽くことでした。このイベントの、直後の出来事です。



 常磐線などに用いられた、初期の交直両用機EF80、36号機が、「ゆうづる」のヘッドマークを装備し、展示されます(写真)。初の本格交直両用機関車、走る変電所です。



 JR貨物大宮車両所のスペースには、JR貨物色のEF64 1007が、「あけぼの」を掲出します(写真)。上越・羽越時代に64牽引自体はありましたが、JR貨物更新色ではありません。



 戻り、EF65 535の反対側を見ると、「はやぶさ」が掲出されていました(写真)。昭和40年代を彷彿とさせます。あの頃は黄金期で、多くの写真が残っています。


 そして、関連撮影を終え、会場を後にしました。


 この日には、もう1つ行きたい場所があったので、行きましたが、その話は、次回としたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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