Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Sleepers#126

2016-06-08 | 鉄道写真


 それでは、連載第126夜は、平成25年秋の、高崎駅のイベントをお届けします。


 JR東日本高崎運転所には、SL、EL、DLが多数在籍し、昔からの名優揃いです。そんな名優たちからの一枚です。左は現在鉄道博物館展示機となったEF55 1、隣は「Pトップ」EF65 501「はやぶさ」、奥はEF60 19「ゆうづる」です(写真)。


 EF55 1は準鉄道記念物、EF53をベースに3両造られた流線形電機、運用ごとに方転が必要です。昔は「カバ」と呼ばれたそうですが、今は「ムーミン」です。


 EF60は新性能直流機F級のトップバッターで、九州特急用500番代も製造されましたが、高速性能に問題があり、EF58に戻されたりもしました。結果それらが改良されたEF65が登場、九州特急用決定版のP形500番代の登場で、完成期を迎えました。その後、結局EF60は貨物機として生涯を終えた、との記録があります。残った19号機は、一時JR新塗装に改められましたが、結局直流標準色で現在を迎えています。


 EF65 501はP形初号機、故に「Pトップ」と呼ばれます。502号機以降、P形及びF形は、この時既に全機引退しており、同機は最後の国鉄直流特急色の機関車です。永く残って欲しいです。


 それでは、次回をお楽しみに。


コメント
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