それでは、連載194回目は、EF65の21回目、 EF65 1038をお届けします。
私が語るまでも無いでしょう、首都圏では有名な1両で、邂逅はモノサクで。その時の写真は失敗でしたが、初期形で国鉄直流特急色を維持し、強く印象に残る1両でした。
JR貨物高崎機関区の、P形のイベント時にも顔を出し、初期形PFの原形を留めています(写真)。パンタグラフも菱形で、下枠は交差しません。
乗り鉄の時に、鹿島臨海鉄道から鹿島線に入ると、確か佐原で、行き違い待ちをしていると、行き違いました(写真)。こういう運用が多い感じがしました。
しかし、同機も惜しまれつつ引退してしまい、その後どうしたかと思ったら、解体されず、何とJR貨物広島車両所が引き取り、同所のイベントで展示されました(写真)。意外な末路でした。
やはり、人気者は得があるようです。しかし今も広島で瞑るのか、不明です。
それでは、次回をお楽しみに。