それでは、連載第333回目は、正確には岐阜県ですが、神岡鉄道(廃止)KMDD132をお届けします。
高山本線猪谷と、神岡を結んでいた神岡鉄道、主に神岡鉱山の硫酸輸送を収入源に、旅客も行う鉄道でした。しかしその輸送がトラックに切り替わり、荷主を無くした同鉄道は、結局廃止となりました。
車庫のあった神岡鉱山口駅には、末期まで貨物輸送に従事したとされるKMDD132が留置されていました(写真)。エンジン部はブルーシートを被っていますが、雪に埋もれ、既に動かないことが分かります。
別の時の撮影(写真)。DD13同形なのが分かります。
反対から(写真)。
現在、同駅跡も閉鎖され、駅の中には入れません。同機も残っているか不明ですが、多分無理でしょう。
それでは、次回をお楽しみに。