とうとう第9夜に突入した、本連載。これから3回で、道東の保存車両を見ていきたいと思います。
名寄本線(廃止)上興部駅跡に「西興部村鉄道資料館」なる施設があり、ホーム跡にはキハ27 109が保存されます(写真)。サボには「遠軽(名寄経由)」と書かれたものが入ります。
その後方には、DD14 302の前羽根が置かれています(写真)。「新潟鐵工所」の製造銘板が入ります。本体は、ありません。
続いて、名寄本線から興浜南線(廃止)が分岐した、興部へ。興部駅跡は道の駅になり、資料館が建ちました。その横には「Rugosa Express」なる施設があり、キハ22が2両(202、251とされる)、簡易宿泊施設になっています(写真)。塗装が改められ、元の車両の雰囲気は残っていません。
名寄本線渚滑から分岐した、渚滑線(廃止)終点、北見滝ノ上駅跡は資料館となり、横にはスイッチャーが残ります(写真)。小型のDLです。
そこからも近い場所に、「滝上町郷土館」があり(写真)、ここも車両保存館になっています。写真右側の円筒状の部分がそうです。
前側には、ラッセル車キ277(キ100形)があります(写真)。近接し、カメラがDXであり、撮影には苦労しました。
後は、39628(9600形)でした(写真)。こちらは近づきすぎ、像が歪んでいます。
今日の最後は、名寄本線湧別支線、および湧網線(共に廃止)が分岐した、中湧別へ。駅跡は一部ホームが残り、車両が保存されます(写真)。右側の排雪モーターカーを除き全て車掌車(2+2両)で、2両を溶接し客車のような空間が出来ており、中は展示室になっています。
撮影はいずれも平成21年で、画像は白飛び、黒飛びも無く安定していますが、全てJpegで撮っていたため、黒つぶれが発生したのが悔やまれます。
次は湧網線方面でしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。
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