それでは、連載第245回目は、EF66の15回目、EF66 49をお届けします。
末期にはJR西日本下関運転所、下関車両所に配置された同機、寝台特急牽引を主な仕事としていました。
最初は、京都に終着した寝台特急「なは・あかつき」を牽引した、49号機(写真)。平日は、2番線に入線します。客車の白帯と、機関車のクリームのラインが、コーディネートされています。
続いて、「富士・はやぶさ」を牽き下関に入線する、49号機(写真)。関釜フェリーを下りると、ちょうどこの時間でした。
九州特急全廃後、同機は解体されましたが、前頭部が残ります。先ずは、嵯峨嵐山駅前の、「ジオラマ館」に残る前頭部(写真)。白地にピンクの「さくら」ヘッドマークを掲出します。
他日同館を訪れると、今度はピンク地に白の「さくら」が掲出(写真)。
もう一方の前頭部は、同じ京都府、木津川市内のパン屋にて保存されます(写真)。狭い空間で採るには工夫が必要で、また商店ですので、お客である必要もあります。どうすれば良いか、考えて下さい。
老朽化すれば引退は避けられず、牽く列車が無ければ解体はやむを得ません。まあ一部でも残ったのは幸いで、永く残って欲しいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます