それでは、連載第92回目は、DD16 300番代へと話を進めていきたいと思います。
DD16は、簡易線の除雪用に、DD16 0番代を改造し、ラッセルヘッドを製作したものです。ラッセルヘッドは軸重の関係でボギー車となり、前後に装備した全長は約30メートル、日本最長の機関車となっています。
写真は、301号機、DD16 2を改造し、改番されたものです(写真)。篠ノ井機関区のあった場所での、撮影です。
その後、飯山線での運用も無くなったのか、長野総合車輌センターの留置線で見られました(写真)。解体予定リストに入ったということです。
後に、同機のラッセルヘッドは、長野市内の工場の駐車場にて静態保存されるようになりました(写真)。オーナーが好きで無ければ置いたりしません。また、ここは長電の電機等も保存され、興味深い場所となっています。
そして、機関車本体は、長野総合車輌センターの側線にて留置されている姿を確認出来ました(写真)。しかし最近解体されたという情報もあり、今年の長野のイベントに行かないと分かりません。
DD16も、除雪機関車として活路を見出しましたが、やはり経年で、更に最近は降雪も少なくなり、除雪機械で足りることが多くなり、現在に至ります。
それでは、次回をお楽しみに。
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