それでは、連載第11夜は、平成12年9月、北海道関連の車両を見ていきたいと思います。
出発は、北斗星。上野駅13番線には、牽引機EF81 95が据え付けられています(写真)。
同機は、「レインボー」専用機として、側面に大きく形式名が入っています(写真)。同目的のPFは、先日廃車になりました。
そして、網走にて。キハ183-901(試作編成の1両)が、最後の活躍をしていました(写真)。スカートの形状に注目。
基本番台一般形先頭車を、機関換装し運用に就く、キハ183 215(写真)。種車は、0番代です。
そして函館に戻ります。当時青函間の輸送の主力は快速「海峡」、ED79牽引のオハ50系、あるいは50系51形の高速対応車両が使用されました。
同列車は、末期には「ドラえもん」列車となっていました(写真、ED79 19)。客車も同様に装飾されていました。
重連運用で、相方はED79 5でした(写真)。こちらは通常のままです。
同じく、ED79 3です(写真)。
翌日、再び函館駅へ。キハ40-807が、写真のように塗装されています(写真)。おそらく函館本線の普通の運用に就いていたと思われます。
隣には、「マウントレークエクスプレス」が停まります(写真)。大沼観光用の列車、キハ84 101他、現在はファイターズラッピングになっている車両です。種車はキハ82です。
そして、お帰りは「海峡」、ED79 17です(写真)。ED79は、JR貨物の50番台は新製車ですが、他は全てED75 700番台の改造車です。
北海道新幹線が函館まで開業しようという現在では、とても想像も及ばない世界ですが、当時はこんな感じでした。まあ、良い時代でした。
それでは、次回をお楽しみに。
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