それでは、連載第2回目は、国産ディーゼル機関車、DD13をお届けします。
ディーゼル機関車は、クラッチと歯車で構成される機械式、トルクコンバーターを介入させる液体式、及び発電し電気でモーターを回す電気式があります。国鉄では本線用は電気式を志向しましたが、主に入換、更に小運転を志向した同形式は液体式となり、国産量産形式として本格的なディーゼル機関車となりました。
最初は、鉄道博物館開業前、大宮のイベントにて展示される、DD13 1号機(写真)。記念すべき車両です。
同日、反対側から(写真)。センターキャブ式で、気動車用のエンジンを改良して製造したディーゼル機関を、前後に2台積み、前後それぞれに液体変速機等を装備します。
後に鉄道博物館リニューアルと拡張の際に展示車両に抜擢され、その予告編で展示されているところを、大宮のイベント時の体験列車で眺めた図(写真)。現在展示の位置は異なります。
DD13の成功により、本線形も液体式を導入するきっかけとなりました。その機関車は、大抵の人が知っています。
それでは、次回をお楽しみに。
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