悪く言えばジャンクフードの代表的存在であるインスタントラーメン。しかし見方を変えれば20世紀の大発明といっても過言ではありません。
今年は日清チキンラーメンの50周年。インスタントラーメンを発明した亡き安藤百福翁の偉業を称えた記念館を訪れてみました。
チキンラーメンやカップヌードルなど、ラーメン好きか否かに関わらず、誰もが一度はお世話になった食品を開発した翁は、二又ソケットの松下幸之助と並ぶ、大阪が輩出した大偉人ですからね!
入館は無料。夏休みが終盤になっているので、自由研究のネタを求める小学生と、今や最大の消費国、中国人の観光客で賑わっています。
館内に入ると先ず始めに安藤百福翁がチキンラーメンを開発した当時の研究所のレプリカがあります。
いかにも終戦直後のバラックで、ここで試行錯誤されたんですね。
僅かに当時の時代をリアルに生きた記憶のあるワタシにとっては、単純にノスタルジーと言い切ることのできない感慨のあまり、涙腺が緩んでしまった。(恥)
記念館の展示の目玉は日清食品の製品を時系列に並べた展示です。カップヌードルの誕生や、UFO焼きそばとか…
そうそう・あったあった!袋麺の蕎麦。これを見て思い出しました。
ここは単純にノスタルジーに浸れます。
記念館の主題は安藤氏が唱えた珠言「食足世平」。食が足りて世の中は平らか…
現在の飽食の日本では現実味は失われているが、現実に災害や紛争によって飢餓の危機にある地域にインスタント麺が役立っていることは紛れも無く翁の遺産です。
「NO BORDER カップヌードル」
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