阪急バスの有馬温泉バスターミナルのすぐ近く、神戸電鉄の有馬温泉駅からでも徒歩で10分足らずのところ。「金の湯」の真向かいに建っている有馬玩具博物館の2階にあるレストランです。宿泊の旅館、上大坊では素泊まりにしたため、夕食を求めてブラブラ歩いていて見つけたお店です。有馬って意外に食べるとこが少ないなぁ…
お店に入ると、目の前に鉄板焼きのカウンターがデーンとあり、その奥にテーブル席が並んでいてかなりのキャパ。平日で、しかも夏休みの大詰め8月31日の夜なのでお客は我々一組だけの空き具合ですが、休日のランチ時にはかなり混雑するんでしょうね。
この食堂オープン以来の人気メニューというシャム・シャモ鍋(2人前3,300円)をお願いしてみました。鶏肉や豚肉、野菜、きのこ、ツミレを塩味の鶏ガラスープの紙鍋で煮立て、胡麻ダレ・ポン酢、そしてタイ風の辛いソースでいただくスタイルです。
タイ料理のタイシャブを和風にアレンジしたとのこと。基本的に鍋料理は素材の味に懸かってくるが、素材もスープもソツのない仕上がりです。贅沢を言うなら、タイ風のソースに何か特徴的なものが欲しかったな。また、名前の「シャム・シャモ鍋」なんだが、タイ風なのでシャムと名づけるのは分かるが、軍鶏でもないのにシャモとは如何…
お鍋だけでは寂しいのでハンバーグ(900円)もお願いしてみました。但馬牛100%のハンバーグは肉の味を感じさせる好きなタイプ。トマトとチーズのソースも実に美味しいですね。
せっかくの立派な鉄板に敬意を表して、お肉を焼いてもらうことにしました。といってもさんざんお鍋をいただいた後のこと、牛肉は重たいので、お願いして鶏肉を焼いてもらいました。この鶏肉、但馬海岸のカニを食べて育ったカニ美鶏だそうです。鶏肉は柔らかく、トマトソースもパンチが効いていていい感じ。驚くことに、鶏肉から本当に磯の香りが漂っているんです。
このお店、ステーキやお鍋以外にもお寿司やラーメン、うどんなどもあるようです。旅館の料理に飽きた団体客の一部が、宴会終了後になだれ込んでくるんでしょうかね。今回は終始静かな店内だったが、日によっては賑やかなことになっているかもしれません。
- 営業時間:11:30~15:00、17:00~23:00(休日は通し営業)
- 定休日:不定休
おもちゃレストラン 有馬食堂 (ハンバーグ / 有馬温泉駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
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