花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~ストロベリーキャンディークラスター&イクラ石~

2023年05月31日 | 天然石標本
本日は戦利品第二弾をご紹介します。

「ロードクロサイト&クォーツ」
 ペルー産

石の詳細な原産地については
以下画像の標本ラベルをご参照下さい。

サイズはやや大きめの飴玉ぐらい
とても小さい標本ですが、
ロードクロサイト、水晶とも結晶形が非常に美しく
一目惚れした逸品です。
ストロベリーカラーの色も可愛い!

画像は拡大して載せました。






続いてこちら

「ハイアライト・オパール」
 メキシコ産

石の詳細な原産地については
以下画像の標本ラベルをご参照下さい。

ネットによる詳細は以下の通り。

ハイアライト・オパールは別名をグラスオパールと言い、
オパールの中でも極めて産出が困難で、稀少価値が高い。
透明感があり、ガラスのような見た目から
ギリシャ語の「hualos(ガラス)」からハイアライトと呼ばれている。
また、水滴を落としたような形状をしていることから、
「玉滴石(ぎょくてきせき)」との和名もある。
コレクター必見の激レア原石。
 
見た目がイクラにそっくり!(驚)
後日、激レア原石と知って再度ビックリです(笑)
サイズ的には上記ロードクロサイトよりは若干大きいぐらいでしょうか。

下記画像は一部拡大して載せました。




実はどちらもお久しぶりのお店での購入。
昔は足しげく通っていたのですが
いつの間にか人気店になり、いつも人だかりが凄くて
気がつけば、ゆっくり石を見ることができなくなり
すっかり足が遠のいていたのですが
今回はお店の面積が広がっていて随分と見やすくなっていました。
年配の女性店主の方に、覚えていてもらえるかしら?と
不安に思ったのですが、すぐに「お久しぶりですね!」と
挨拶されてものすごく嬉しかったです。

ちなみに先に紹介したブルーアラゴナイトも
このお店での購入。
店主の女性の方には特に
ロードクロサイトと水晶が共生した石のチョイスを
褒められました。
プロの方に認めてもらえるのは誇らしいですよね。

明日は最後の戦利品のご紹介となります。
新種鉱物はコバルトブルーの美しい石でした。
ぜひお楽しみに~!





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天然石標本~ゴブレット・カルサイト&ブルーハワイかき氷~

2023年05月30日 | 天然石標本
コロナ禍から解放されて初めての大掛かりなミネラルフェア
今回も無事初日参加ができました。
開始30分前には会場に到着したのですが、
既に長蛇の列となっていて
人気の高さに改めて驚かされました。
新しい会場が定着したという感じですかね。

改めまして、本日から少しずつ戦利品を
ご紹介していきたいと思います。

最初はこちら

「ゴブレット・カルサイト」
 中国産

詳細は過去ブログをご参照下さい。
(2021年12月27日公開済み)



既に一度購入済みですが
今回は更なる美品をご紹介いたします。
購入先は前回と同じお店(中国系で包装がとても丁寧です)
今ではすっかり安定の人気店となり
開始直後から大賑わい
常連客も一杯です!



深さがあるので青いガラス片を入れてみました。
形がいかにもゴブレット
店主の方にも三角形が珍しいのだとお勧めされ
まごうかたなき納得の一品でした。

続いてこちら

鮮やかな夏空を思わせるブルーに一目惚れ

「アラゴナイト」
 中国産

アラゴナイトの詳細は過去ブログをご参照下さい。



箱から取り出した全体像はこちら



角度を変えて




ブルーハワイのかき氷をほうふつとさせます。
食べるとシャリシャリ音がしそう

パワーストーンブーム以来
ミネラルフェアに対する関心が高まり
ここ数十年で驚くほどメジャー化しましたよね。
特にここ数年は、買い手側のレベルが一気に上がったように思われます。
しかも今回は雑誌にも貴重で珍しい鉱物が特集されたりと
メディアを通じても人気の高さを伺えます。

つい最近も北海道で新種の鉱物が発見されたりと
まだまだ鉱物の世界は奥が深いです。
もっともっと勉強しないとと反省しきりです(汗)。

次回はイクラみたいな石と今回一番お気に入りの石を
ご紹介したいと思います。






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天然石標本~晶洞水晶~

2022年12月28日 | 天然石標本
だいぶ遅くなりましたが
今年最後の戦利品をご紹介したいと思います。

晶洞タイプの水晶です。

産地は恐らくインド産だと思われます。
完全なる一目惚れ
特に三つ並んだ金平糖みたいな水晶が超可愛いです!
真ん中の一つがうっすら赤味がかっているのは
鉄分の影響でしょうか。
ますますお菓子っぽい

晶洞縁部分はよく見るとアメジストのようでもあり
内部で複雑に様々な結晶が成長した結果なのでしょう。

点在している白くて丸い石
これまたアラレのお菓子みたいですが
恐らく沸石かなぁ?と
トムソン沸石やモルデン沸石は
白く丸い結晶になります。
(後日、再考したいと思います)


実はこのお店は、今回の池袋ショーで初めて
海外ディーラーのみが集められた会場があり
そこで出逢ったもの。
奇遇にもかつて束沸石を購入する際
通訳がいなくて苦労したお店でもあります。

インド人の店主の方、相変わらずでしたね(苦笑)
値段の記載がなく、広いテーブルの上に無造作に並べられた石達
しかも全く商売っ気が無い(これが問題)
ずっとスマホで長電話していて
なかなか値段が聞けなくて本当に困りました。
ようやくこちらに気づいてくれて
値段を教えてくれたんですが、
全く英語が聞き取れない!(落涙)
横で同じように石を見ていた若いカップルの男性の方が
改めて値段教えてくれました。
ここでも前回同様救いの神が!
正直、ちょっぴり心折れかけましたよ。
無事購入できてやれやれです。

海外出展者のみの第三会場は
明らかに他とは雰囲気が違ってました。
まさにテレビで観たツーソンの風景にそっくり
整然と美しく石を並べる第一、第二会場とは異なり
無造作に石が転がっています。
これが人種の違い?と思わなくも(笑)。
いつもは一時間もあれば全て見終わるのに
今回は二時間近くもかかってしまいました。
その分、ワクワクして楽しかったですが。

最後に、今回招待状を送ってくれたIさんの下へ
ご挨拶に行くと
いつも手伝ってくれる人が来れなかったらしく
しばらく留守番をお願いされました。
生まれて初めてお店の側から見た風景
貴重な体験ができて非常に嬉しかったです。
Iさんありがとうございました。

これが今年最後の更新となります。
一年間お世話になりました。
つたないブログですが
少しでも参考になった、楽しかった、と
思っていただければ行幸です。

それでは皆様、良いお年を


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天然石標本~タンザナイト各種&エッグ風オパール~

2022年12月16日 | 天然石標本
本日は二種類のタンザナイトとエッグ風オパールをご紹介します。

タンザナイトは最近、某番組で特集を観てから
すっかりハマってしまった石の一つ。
偶然にも今回のミネラルショーでは
取り扱っているお店が多かったのでとても有り難かったです。

最初はこちらのスタンダードタイプから

タンザナイトについての詳細はネット等をご参照下さい。

通常撮影がこちら


こちらはライトをあてて



タンザナイトの定義に相応しい
アフリカの夕暮れのような色合いです。

全体像はこちら


スタンダードタイプのタンザナイトは
第一会場で一番最初に購入したもの。
肉眼で見た色合いがとにかく綺麗で
即座に心惹かれました。

色変わりの変わり種がこちら



産地は上記と同じだと思います。
全体的にグリーンがかっています。

ライトをあてると先端部分がくっきりと黄色に変化


第二会場で初めて訪れたお店でしたが
ここはタンザナイトの専門店だったらしく
黄色(あるいは黄緑色?)がかったタンザナイトの他に
ピンクタイプも平積みで複数ありました。

品質の良さそうなスタンダードタイプもあったんですが
既に入手済みだったので、ここではあくまで変わり種のみ購入。
こういうことが起こるので石の購入は難しいんですよね(嘆息)。
正直、ピンクタイプにも惹かれましたが
本来のタンザナイトからかけ離れてしまいそうだったので
こちらはあえて断念しました。

上記第一会場では、スタンダードタイプのタンザナイトの他に
こちらのエッグ風オパールも購入。
母岩に包まれたオパール部分が卵の黄身のようにも見えます。


ライトをあてて横から見ると湖のようなブルーが
ひときわ美麗です。



実はこのオパールを購入する前
いつも訪れる中国人のお店で
黄身の部分が黄色で周囲を乳白色のオパールが取り巻く
まさに『卵』そのもののエッグオパールに遭遇しました。
物凄く欲しかったんですが、いかんせんお値段が(冷や汗)
予算の半分以上ではさすがに手が出せませんでした。
もしあれ一つだけの購入だったら、迷いなくゲットしましたよ
今でも夢に見てちょっぴり後悔しています。

最近はどこのお店もクレジットカードを導入しているので
私もそろそろ現金から切り替えた方がいいのかなぁとも。
もっともクレジットだと歯止めがきかなくなり
欲しい石を手当たり次第に買ってしまう危険が
それもそれで怖いですよね。
当分は分相応にエッグ風オパールで満足することにします。

次回は最後の戦利品のご紹介なります。
今回最大の目玉の超可愛い、お菓子風の石です。
お楽しみに~!
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天然石標本~レインボー・アメジスト&青色のリナライト~

2022年12月15日 | 天然石標本
本日から池袋ショーでゲットした戦利品のご紹介を
していきたいと思います。

最初はこちら

『レインボー・アメジスト』
 ブラジル産

ネット等による詳細は以下の通り

内部の裂け目(クラック)に光が当たって
現れる虹色効果をイリデッセンスといい、
それが見られる水晶をレインボークォーツと呼ぶ。
その中でも特に透明度が高く美しい虹色効果が見られるものを
「アイリスクォーツ」と呼ぶ。

イリデッセンス(iridescence)とは、
光の干渉によって、鉱物が虹色に輝く光学現象



中心部分にクラック(内部亀裂)による
レインボー(虹色)がしっかりと出ています。
頂いた鉱物詳細には、アメジストと銘打ってありましたが
見た感じシトリンとグラデーションになっていて
むしろアメトリンと呼んだ方がしっくりくるような。
透明度が高く、まるで銀河系のようなとても美麗な結晶です。



シトリン部分が明確な画像がこちら。
レインボーもシトリン側から見た方が
より鮮明な感じがしました。

第一会場からの入場で
一番初めに気になった石でしたが
最初に訪れたお店では
かなりいいお値段だったため断念。

グルっと会場を一周してから
別のお店で再び遭遇し
値段もこちらの方が少し安かったので
思い切って購入することにしました。

石を購入する決断って結構難しいです。
慌てて買って、他でもっと安くて品質の良いものがあったり
逆に戻って購入しようと思っても既に売り切れだったり
この辺も縁ということなのでしょうね。
さしずめ今回は良い縁に恵まれたということでしょうか。

続いてこちら

『リナライト(和名・青鉛鉱)』
 スペイン産

ネット等による詳細は以下の通り。

硫酸塩鉱物の一つ。銅及び鉛を含む二次鉱物。
英名のリナライト(Linarite)は
原産地スペイン南部の都市リナレス(Linare)にちなむ。
銅の炭酸塩である藍銅鉱や、銅の硫酸塩の
胆礬(たんばん)に似ているが、
鉛を伴わない銅鉱床には生じない希産鉱物。
色目のやや暗い藍銅鉱は塩酸で発砲し、
ネオンブルーが美しい胆礬(たんばん)は
水に溶けることで青鉛鉱と区別できる。
結晶系は柱状あるいは長板状。
美しい青色が鉱物コレクターに人気。
 

非常に鮮やかな青色をしています。

一部拡大したのがこちら


残念ながらリナライトの特徴である
柱状や長板状でありませんが
透明感のある結晶はやはり美しいですね。

こちらのお店は以前、新宿ショーでも
お世話になりました。
しかもこのリナライト、机の下の目立たない場所に
平積みにされていた内の一つで、少々扱いが寂しかったです(苦笑)。

次回はタンザナイトを中心にご紹介したいと思います。

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