花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~夜空のアイオライト&貝化石~

2014年06月12日 | 天然石標本
本日は最後の戦利品
夜空色のアイオライト二種をご紹介いたします。
(アイオライトは過去ブログにてご紹介しているので
詳細につきましてはそちらをご参照下さい)


どちらも研磨タイプで、購入した先は
レッド・ファントム・クォーツの研磨タイプを
購入したお店と同じところ。


オーナーは恐らくブラジル人の方でしょうか?
対応してくれた陽気なブラジル系の女性からは
最後に英語でお礼を言われました。
ヒアリングが苦手なので恐らくですが(汗)
この石があなたに幸運をもたらしますように
というニュアンスだったような?
(ちょっぴり値段もおまけしてくれました♪)






上記アイオライトは
別名『サンシャイン・アイオライト』と呼ばれている
アイオライトの変種のようです。
細かいヘマタイト=赤鉄鉱
(あるいはレピドクロサイト=燐鉄鋼)インクルージョンによる
サンストーンに似た虹彩が銀河系の夜空を彷彿とさせます。






こちらは店頭で『シルク・アイオライト』として売られていました。
同じ夜空でも地球から見た星空といった趣き。
こちらもヘマタイトあるいはレピドクロサイトが混じっていて
キラキラ輝くアベンチュリン効果が見えます。
あえてシルクと名づけたのは
見た目の質感が似ているせい?


ネット等で調べたところ
この手のアイオライトは取り扱っている店によって
名づけられる場合が多いみたいですね。
なので正式名称ではないのかしら?
ある種のフォールス・ネーム?
ただどちらも通常のアイオライトに比べ
若干お高めでした(苦笑)。




続いてご紹介するのは
今回のミネラルマーケットでは
メインとして扱われていた化石から。
マーケットカタログにも登場していた
石英に置き換わった貝の化石です。



『Vicarya sp(巻貝の化石)』
 アメリカ カリフォルニア産 新生代第三記






3、4センチ弱のとても小ぶりで可愛い貝です。
カタログでの説明によると
カルセドニーに相当する石英分で
鉄分によってオレンジ褐色に着色とのこと。


貝の化石を購入したお店はまだ新規らしく
いわゆる二階のオープンスペース
(入場料を取らない)場所でお店を開いていました。
こちらのオーナーはアメリカ人で
気さくそうな白髪のおじさん。
アメリカだけにイメージはカーボーイ風?
このお店が最後の購入先となりました。



改めて戦利品を見返してみると
例年よりは数が少なかったとはいえ
そこそこ購入していたんだなぁと(笑)。
予算もしっかりオーバーしていましたしね。


次に石をご紹介できるのは10月頃でしょうか。
その際はまたぜひ足をお運びいただければ嬉しい限りです。


コメント (2)
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