花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~レインボー・アメジスト&青色のリナライト~

2022年12月15日 | 天然石標本
本日から池袋ショーでゲットした戦利品のご紹介を
していきたいと思います。

最初はこちら

『レインボー・アメジスト』
 ブラジル産

ネット等による詳細は以下の通り

内部の裂け目(クラック)に光が当たって
現れる虹色効果をイリデッセンスといい、
それが見られる水晶をレインボークォーツと呼ぶ。
その中でも特に透明度が高く美しい虹色効果が見られるものを
「アイリスクォーツ」と呼ぶ。

イリデッセンス(iridescence)とは、
光の干渉によって、鉱物が虹色に輝く光学現象



中心部分にクラック(内部亀裂)による
レインボー(虹色)がしっかりと出ています。
頂いた鉱物詳細には、アメジストと銘打ってありましたが
見た感じシトリンとグラデーションになっていて
むしろアメトリンと呼んだ方がしっくりくるような。
透明度が高く、まるで銀河系のようなとても美麗な結晶です。



シトリン部分が明確な画像がこちら。
レインボーもシトリン側から見た方が
より鮮明な感じがしました。

第一会場からの入場で
一番初めに気になった石でしたが
最初に訪れたお店では
かなりいいお値段だったため断念。

グルっと会場を一周してから
別のお店で再び遭遇し
値段もこちらの方が少し安かったので
思い切って購入することにしました。

石を購入する決断って結構難しいです。
慌てて買って、他でもっと安くて品質の良いものがあったり
逆に戻って購入しようと思っても既に売り切れだったり
この辺も縁ということなのでしょうね。
さしずめ今回は良い縁に恵まれたということでしょうか。

続いてこちら

『リナライト(和名・青鉛鉱)』
 スペイン産

ネット等による詳細は以下の通り。

硫酸塩鉱物の一つ。銅及び鉛を含む二次鉱物。
英名のリナライト(Linarite)は
原産地スペイン南部の都市リナレス(Linare)にちなむ。
銅の炭酸塩である藍銅鉱や、銅の硫酸塩の
胆礬(たんばん)に似ているが、
鉛を伴わない銅鉱床には生じない希産鉱物。
色目のやや暗い藍銅鉱は塩酸で発砲し、
ネオンブルーが美しい胆礬(たんばん)は
水に溶けることで青鉛鉱と区別できる。
結晶系は柱状あるいは長板状。
美しい青色が鉱物コレクターに人気。
 

非常に鮮やかな青色をしています。

一部拡大したのがこちら


残念ながらリナライトの特徴である
柱状や長板状でありませんが
透明感のある結晶はやはり美しいですね。

こちらのお店は以前、新宿ショーでも
お世話になりました。
しかもこのリナライト、机の下の目立たない場所に
平積みにされていた内の一つで、少々扱いが寂しかったです(苦笑)。

次回はタンザナイトを中心にご紹介したいと思います。

コメント
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