花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~まりも水晶(国産)&イリス・アゲート~

2024年10月08日 | 天然石標本

ようやく秋らしい気候になってきました。

それでもいきなり露草が咲いたり、今年は本当に異常気象だったと思います。

そして、今回も無事初日参加してきました。

5月や12月とは異なり、まだまだ知名度が低い10月のミネラルフェア

古くから参加している私にとっては、10月のイベントは天然石、というよりは

むしろ宝飾品フェアというイメージの方が強いです。

もっとも、5月のイベントも少しづつ宝石ルースを取り扱うお店が増えてきていますね。

あまり期待せずに参加したのですが、

今回は掘り出し物だらけでした。

円安は全く解消されていないので、やはり全体的に石の値段は高め

そんな中、国産鉱物を扱っているお店に一番最初に出くわしたのは

まさにラッキーだったかもしれません。

 

今回ご紹介する戦利品第一号はこちら

『まりも水晶』

大分県大野郡緒方町尾平鉱山コウモリ抗産

 

ネット等による詳細は以下の通り。

大分県尾平鉱山産のまりも水晶は、尾平鉱山でしか産出されない希少鉱物。

昭和34年に閉山した鉱山で産出された、

緑泥石の一種であるクーク石と水晶の共生鉱物。

クーク石の球状の内包物がまるでまりものように見えることから、

まりも水晶と呼ばれている。

※ クークセキ(クーク石)はリチウムを含んだ緑泥石。

  ピンク色・黄色・緑色など豊富な色が特徴。

  1866年アメリカで発見され、ハーバード大学の鉱物学者・化学者のクーク教授に因み名づけられた。 

 

どこがまりもかといいますと、拡大した画像がこちら

可愛いまりもが三つ、まるで串刺し団子のように並んでいます。

まりも水晶は以前から興味はあったんですが、

なかなか出会う機会に恵まれず

今回の幸運には感謝ですね~。

しかもお店の方が日本人の綺麗な女性で、

語学が全くダメダメな私にはそれだけでも安心材料です(笑)。

即座にお買い上げ。

品物を包んでもらっている間、何気に他の石を見回せば

大好きなイリス・アゲートのとびきり美麗な石が目に飛び込んできました。

まりも水晶に夢中になっていて、全く気づきませんでしたよ。

慌てて、追加でそちらも購入。

毎回、書いていますが、出だしの購入がその日の石運を左右します(と手前勝手に思っています・苦笑)。

絶対、今日は良い日だ!と。

 

『Iris Agate』イリス(アイリスとも)・アゲート
 和名:虹瑪瑙(めのう=アゲート)
インドネシア産

石の詳細については過去ブログ(2019.10.13) をご参照下さい。

撮り方が下手過ぎて(泣)、本当は全体的に綺麗な虹色が出ています。

美しすぎて、ため息しか出ません。

光のない状態はこちら

めちゃめちゃ地味です。

イリス・アゲートになるタイプはこういった石が多いようです。

少し光をあてるとこんな感じに。

相当な薄切りですね(笑)。

 

明日は石のバーゲンセール(みたいに一律の値段で売られていた超お得なお店)で

購入したフローライト~蛍石~4種類をご紹介したいと思います。

こちらも掘り出し物ぞろい、ぜひともお楽しみに。

コメント
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