80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

70 って

2016年03月12日 13時59分57秒 | 考える
平成28年3月11日(金) 小雨降る。 
寒い朝。
飲む酒無し。
仕方が無い、インスタントコーヒーでも飲むか。 

ふと、預金通帳をチェックして、びっくりした。
ポイントカードの支払いが済んでいない。
計算すると、現在の預金残高では支払いができない。
どうするか ・・・ ??

定額預金を取り崩すか。

外は雨、金曜日。
じたばたと、考えてみよう。

銀行でうまい手を考えてもらえないか。
・・・て、そんなの考えてくれるわけがない!! 


その前に、ふと思いついて、職安に寄る。
しばらくご無沙汰していたが、一応 「求職カード」 は作ってある。
ひょっとして、何か仕事かアルバイトでもあればなぁ・・・。
体力は大丈夫 (・・・多分) ・・・などと思う。

職安…。

相も変わらず、パソコンの前は、ほとんどが求職者で埋まっている。
若い人も多く、真剣なまなざしで、モニターを睨んでいる。
不景気なのだろうな・・・、などと他人事のように。

当方、70歳、障害あり。
ほとんど、無理だとは思いつつ、
担当者の前に腰を降ろし、神妙に状況説明。

担当者うなずいて、無言でパソコンを覗いている。
ややあって、求人票を1枚、プリントアウト。
内容を読んでいる。
渋い顔だ。
これは、ちょっと望み薄だなと感じる。

案の定、しばらく間をおいて、言いにくそうに一言。


「うーん、ちょっと70ではネェ~・・・。」 

いかにも、言いにくそうだ。

正直、そうなのだろう。
かえって、こちらが恐縮、納得してしまった。

やはり、切実感が薄かったのかも知れないと反省。 
仕切り直すことにする。
まぁ、出直したところで同じ事なのだろうなと思いつつ、
職安を後にする。

結局、何の解決にもなっていない。
大いに反省する。

3月12日(土) 曇り。
朝起きて、昨日の、職安での話を考えた。

70歳か・・・、
よくよく考えてみれば、
80、90には、まだ10年、20年必要なのだ
さらには満年齢で考えるなら、
70ですら、あと4ヶ月以上かかる。


この先、やることを考えていくには、
充分の時間がある。 ・・・

・・・と、いうことは、その間、「充分、生活費もかかる」 のだ。 

で・・・・・?

む~~~っ・・・!!

・・・・・どうする?? 

いいのかよっ ・・・ !!!

2016年03月10日 21時11分25秒 | 考える
2016年3月9日(水) 小雨降る 寒し 

人間関係に動きなし。
他からの働きかけを待つ。
もの悲し。


「金はあるんだ。 誰が幸福になりたいなんて思うもんか。」
・・・ロング・グッドバイ by レイモンド・チャンドラー

「生き甲斐のある人生に生きようと欲するならば、
何よりも一番戒めなければならないのは、心配や悲観である。」
 ・・・中村天風
 


ここずっと、充実感が感じられない。

体液の粘性が上がっている。 (煙草のせいだろうか ?)   

「今さら得意とする仕事のやり方といってもなぁ・・・。」 (ため息・・・) 


もしかすると、私が結婚しなかった、出来なかったことは、
本当は良かったのかもしれない。

私は、結構わがままだし、どちらかというと
(と、疑問符をつける。 はっきり言ってしまっては、
  さすがに我ながらかわいそうではなかろうか・・・) 

人間的に劣っているし、共同生活がうまくいくはずがない。

世界(?)を自分の中に取り込んでいく、自分なり、私なりの生き方がしたい。 

半分義理、半分義務という感じで参加していたが、突然、疑問と興味が湧いてきた。 


どのみち中途半端なら、半端なりに突き詰めて学んでみよう。
そこに何か見えてくるかも知れない。
  

その上で、どうしても馴染めないなら、その時にまた考えればいい。

このまま、何もせず、無為に時を過ごして、
仲間 (?) に後ろめたさを感じていくよりは、
たとえ、頭でっかちだけだと誹られようと、
空っぽのまま生きていくよりはマシではないか。

ふっと、そんなことを考えた。

これで、あと 3か月ちょっとで、満70歳。
 

・・・いいのかよっ !!!
 

今年 2度目かな? 夢の話

2016年03月02日 20時56分31秒 | 考える
2016年(平成28年) 夢の話
このところ、夢を見ることが多くなった。
少々、寝不足なのかもしれない。

朝5時ちょっと前、トイレに目が覚めた。
トイレから戻って、布団に潜って、本を読む。 

瀬戸内先生の「奇縁まんだら(続)」。 
一区切りついて、何やら、まだ寝たりない気がして、
本を置き、目を閉じる。

夢を見た。
多分、「本の中に書かれた先生」 (誰か思い出せない) に頼まれて、
やはり、「本の中の別の先生」にお届け物をする。

すぐ近くと聞いていたが、意外と遠い。 

途中出会った男の子に道を確認する。
「ならば、この竹藪を横切れば速い。」と言う。 

男の子は、無造作に縄で結んだ囲いを拡げて、中に潜り込む。
見ると、男の子が拡げて潜り込んだすぐ横に
大人の背丈ほどの隙間が開いている。
私はそこから難なく竹藪に入り込む。

「けっこう慣れてるね。」 
男の子は振り向いて、あきれたように声をかける。
私は黙って男の子の後に続く。

結構密集している竹藪を、かき分け、かき分け、前に進む。
時が経つ。
なかなか向こう側に出ない。
私はだんだんイラついてきた。

「随分と遠いんだね。」
そう言って、ふと気がついた。
前をいく男の子、どうも、本当は女の子らしい。 

相手の肩に手を伸ばそうとしたとたん、女の子が振り向いた。 
美しい大人の女性の顔だ。
すいっと私に近づいてくる。


お互いに両手を差し伸べた、そのとたんに目が覚めた。

・・・ムムーッ!!! 何とも、残念 !!

時計を見ると 6時5分だった。
 

「生きるとは めぐりあう喜び。」 
(瀬戸内寂聴「奇縁まんだら 続」本の帯から)