先日、上の2枚の写真が友達からメールで送られてきました。サルスベリのきれいな花です。よく見ると黄色い花のようなものがあるので、違う種類の花が絡まっているのかなと思いましたが、百日紅の花のようです。インターネットで調べたら黄色いのはおしべでピンクのフリルのようなのが花弁だそうです。普通花弁は6、長いおしべは6、短いおしべも6だそうです。短いおしべは昆虫の餌用で、長いおしべの花粉が昆虫の体について運ばれるそうです。花粉を運んでもらえるので、お花はちゃんとお礼を用意しているのですね。
私は何十年も百日紅を見てきたのに、黄色いおしべには全然気が付きませんでした。私の目は節穴か!?それで本当に黄色いおしべがあるのか確かめようと百日紅の花を見るのですが、高いところに咲いていて、黄色いおしべなんか見えません。それに花もそろそろ終わりです。あきらめかけた頃、見つけました。濃いピンクの花びらに黄色のおしべです。
白い百日紅にもおしべがありました。花も終わって実が生り始めています。
実と言えばヘビイチゴかなと思って写真に撮っていたら、塀の上の木から落ちた実のようでした。ひょっとしたら「ヤマボウシ」かなと思い家に持って帰って調べたら、やはりヤマボウシの実でした。きれいに洗って食べたら、甘かったですが、皮が硬かったです。ジャムにしたらいいと思いました。
よく見ているようで観察力のない私に気が付きました。
2021-8 撮影