先日、高田 郁さんの「ふるさと銀河線」に寺山修司さんの詩が掲載されていたので、ネットで検索していると、白石征さんの名前が出てきました。私のブログにコメントを書いてくださるaoyamaさんのお友達ということなので、図書館で「新雪之丞変化-暗殺のオペラ」を借りました。「雪之丞変化」と聞いて何故か美空ひばりさんを思い出しました。7つ年上の姉に映画に連れてもらったのかなと思いますが内容も覚えていませんし、小さかったので行ってなかったのかもわかりません。雪之丞変化はいろいろな方が演じられて有名らしいです。原作は三上於菟吉さん。最後に落合清彦さんが「白石版の『新雪之丞変化』は、60年余つづいた昭和の最後に咲いた、美しい変奏曲なのである」と書かれています。
白石征さんは脚本を書かれて、劇団め組プロデュース公演として、1988月12月7日~11日新宿シアタートップスで上演されたそうです。この本に掲載されている写真はその時のものです。戯曲としては1990年1月に第1刷発行されました。戯曲ですし、写真付きなので本当にお芝居を見ているようでした。小さい頃はこのような時代劇を観たなと思い出し懐かしかったです。そして面白かったです。
2021ー8ー30 図書館資料 請求番号:912.6/シ