兄弟で営むレストラン「ラファーノ」はJR元町駅の北側の雑居ビル5階にあります。兄がシェフ、妹がパティシエ、主人公がホール係。神戸のお洒落な街のレストランでの物語です。いろいろなお料理やデザートが出てくるので、BGMを聴きながらお料理をいただいている気分を味わえます。そこまではすごくいいのですが、主人公の同級生2人が表れて昔の思い出話から三角関係を匂わせる展開になり、ハッピーエンドですがちょっと物足りない感じがしました。
ー「僕の兄と妹は『お客様の人生に、ささやかな刺激と楽しみを添えられるように』という願いを込めて、店名を〈ラファーノ〉としました。僕たちは、その名の通りにサービスできたでしょうか。〈ラファーノ〉はおふたりにとって、人生における、よき添え物となってくれたでしょうか。」ー本文より抜粋
「ラファーノ」を調べたらワサビのことらしいです。「ちょっぴり辛くて、刺激的で、すべてのお料理を、これ以上なく引き立ててくれました。」と答えが返ってきたので、こちらの小説も大感動というほどではないけれど、ちょっぴり辛くて刺激的で良かったのだなと思いました。上野早夕里さんは他にも神戸のフランス菓子店のお話を書かれているようなので読んでみたいなと思いました。
2025-1-6(月) 図書館資料 請求番号:913/B/ウエ
飲食店、料理屋とありました。rafanoはご指摘の通りです。
実際にあるtorattriaの話かと思いましたが、これはフィクションですね。小説だから。
それにしても本当に同じ名前のお店があれば、読んだ人は誰でも行ってみたくなるでしょうね。
よく辞書を引かれるそうですね。
最近、私はすぐにスマホで翻訳してもらうことが多くなりましまた(^_^;)
フィクションのお店を実際にあるように、上手に書かれています。
お料理もすごく美味しそうです。
文章を書くには色々なことを調べて書かれるのですね。
どんな仕事も大変だと思いますが、小説を書くのも勉強あるのみですね。