MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ハンテッド 狩られる夜

2024-08-13 05:05:15 | 洋画
映画情報も何も入れない人ですから、レンタル展の店頭でのジャケット借り?
いや邦題もいちおう寄与していたとは思うけど
これは実に面白い作品でしたねぇ
こういうのを拾い物だっていうんだなぁって何時ものように見終わってから情報収集し始めたら面白かった要因がわかりました
 
「ハイテンション」や「P2」のアレクサンドル・アジャが製作。
そしてあの頭皮描写で物議を醸したフランク・カルフンが共同で脚本を書き監督を務めあげた作品だったからなのね
そんなわけで普通なら未公開でレンタルで終わってしまうのだろうっていう映画がミニシアターながらいちおう劇場公開までしてるし
 
ってことで深夜の国道沿いのガソリンスタンドのコンビニ
ここに向かいのこれまた実に象徴的な“神は存在しない”っていう看板から狙撃されて
身動きできないお姉ちゃんっても妊娠中だし不倫相手と出張仕事終わりで帰宅途中のGSで身動きが取れない様子を写してるだけの95分のワンシュチュエーション映画
ったら見も蓋もないんですが
 
これが本当に面白いから世話のないお話でして
旦那とTV電話して真夜中に帰宅する旨の会話の中に国道59号通れよ高速閉鎖されてるからっていう会話がなされて
彼氏運転で下道走っていたら何とガス欠。実はタンクにサイクが仕掛けられててちょうどここでガス欠になるように仕組まれていたような
コンビニでコーヒー買ってガム買って店を出ようとしたらヒロイン左上腕を打たれてってもどうやらかすったようで裂傷
 
さらに二の矢三の矢と弾が飛んできて店から出られない
完全に店内に閉じ込められたようで商品の袋菓子など投げてみると射撃の腕はいいみたいで
彼氏も撃たれて殺されて外との通信手段はみんなやられてて唯一あるのは無線機だけだがそれは犯人とつながっていて
犯人と膠着状態になっての会話の中で
  この国は差別主義者が銃を振り回してる
  銃社会での犠牲者は罪のない人ばかり
  実際にあったベガスやフロリダの銃乱射の話や
  陰謀論や議事堂襲撃者やテロリストやフェイクニュース
  そしてヒロインの仕事と通じる反ワクチン派などの話が交わされて
もうこうなるとアメリカにトランプなる人物が大統領に就任してからの事件事故や個人主義的なイデオロギーとかひんぱんに出てくるんでこの作品ある意味反トランプの映画でもあって
そういう意味でも面白く見てられたものの
 
結局はさらに犠牲者が増えて最後は
そうそこはアメリカ映画だからでしょうか子供までは殺さないものの
徒手空拳のヒロインが傷つきつつなんと犯人をコンビニに誘い込み無手勝流でもうシャッターの自動開閉の力で相手の頭潰してしまうものの・・・
いやだからってハッピーエンドではないんだよね
 
最後まで犯人は顔をみせません、浮気を知った旦那の仕業だったのか謎を残したままそしてさらに腹を撃たれたヒロインは・・・で映画は終わるんですね
普通のお姉ちゃんにしては結構サバイバルに長けてて腕の傷は何と店のボンドで接着しちゃうのね
そんな彼女も最期なのか・・・そこもあえて触れられず
 
ある意味普通のアクション映画よりもおもしろく見られたのはやっぱ製作陣の才能の為せる技だったのか
 
2023年製作、アメリカ・フランス合作映画
アレクサンドル・アジャ製作、フランク・カルフン共同脚本・監督作品
出演:カミーユ・ロウ、ジェレミー・シッピオ、J・ジョン・ビーラー
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ボーはおそれている

2024-08-11 05:05:50 | 洋画
なんと179分もある大長編映画
ある意味母とマザコン息子の長い長い確執と決着を描いた作品と云っていいのかな
なんだかホラーっていうようなジャンルに入れられてる作品だけどちっともホラーではない
ボーは中年過ぎなのに働かず、仕送りを受け、セラピーで薬を処方されている。
精神疾患に罹ったのも母親との関係性からきたストレスだったのかもしれない

そんなポーが母の死に関して帰郷することになるものの
おそるおそる外に出てみると目に飛び込んでくるものすべてに不安が募り
そうなんです3時間の作品をある意味三部に分けて見せてくれてる映画
その前半はいわゆる不安障害のボーによるパニック障害で起きる様々な妄想を具現化させての喜劇パートではあるものの
私自身不安障害ですからほとんど納得できるなぁって思いつつ自分もそうこうなんだんだろうって興味津々見ていました。

中盤はボーのここまでの人生が語られていたのかなぁ
一つ一つのエピソードだったんだろうがこのパート何回か寝落ちしてしまって部分部分はっきりせんのですがなにせ3時間の映画見返す気にもなれずに
劇中劇で父子4人で対面してたのは記憶にあるのよね
私はそのまま夢うつつで日本語音声だけが聴こえていたんですが
急な激しい喘ぎ声で意識が戻るとボーはまさかの姦ってる最中
この激しいシーンがR−15の指定だったのと、そこは不思議とこう言ったシーンで意識が完全に戻ったらば
 
文字通り二つの意味で逝った女の死を見た途端に跳ね飛ばすものの死体はどこにもなく
そんなところに母親が現れて
ここからは母親と息子との確執のやりとりの果てに・・・
この二人が対峙する空間はある意味子宮を表して
最終的にエンドロールになる湖だかの演出は羊水の中に帰った暗示というか比喩だったんだろうっていうことくらいはわかるが
この長い長い映画は一体何を言いたかったのか中盤は完全寝落ちしまくっていたため最後の最後まで分からずしまい。

兎にも角にも一応は前半と後半の二時間くらいは観たっていうことで観たならブログアップせねばってことで途切れ途切れの記憶を頼りにここまでは書きましたが
そんな途切れ途切れでも二度見するだけの勇気も起きない三時間の超大作
とりあえずアリ・アスターには申し訳ありませんが・・・・

2023年製作、アメリカ映画
アリ・アスター脚本・監督作品
出演:ホアキン・フェニックス、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、エイミー・ライアン、ネイサン・レイン、パティ・ルポーン、パーカー・ポージー、ドゥニ・メノーシェ
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DOGMAN ドッグマン

2024-08-08 05:05:13 | 洋画
これはさすがベッソン脚本での監督作品
事実からインスパイヤーされてつくったみたい
実に面白かったっていうかいつものベッソン作品のようなアクションは全部ワンコが引き受けてくれてるので見入ってしまう114分の作品でした
一応舞台がアメリカって事でフランス映画ながらダイアローグから何やから全て英語の作品
 
ある夜一斉検問に引っかかった一台のトラック。運転席には銃槍負傷し、ピンクのドレスを着用したパッキンの男。荷台には十数匹の犬が・・・
夜中の二時に起こされた犯罪学精神科医、急ぎ警察に行き
まずは件の男との接見開始
犯罪心理学者のお姉ちゃんとセクシャルマイノリティで車椅子の男との接見から紡がれていく映画
別に悪びれる様子もなく精神学者は自分と同じ匂いがすると素直に語り出す男
 
父親が闘犬用に犬を大量に育てていたものの父親の逆鱗に触れたために犬小屋で犬たちと生活させられ父の暴力が全てだった少年時代。父の暴力のトラウマを抱えながらも、犬たちに救われ成長していく中で恋をし、父親には折檻のために散弾で指を飛ばされかつその跳弾が骨髄に当たり今でも弾はそこに残っており立つだけはできるが歩けなくなった、犬小屋育ちで人と接せずに犬との暮らしから犬がそれ以来家族
 
まぁ福祉課によってその後は施設にたらい回しにされる中である施設の補助員がシェイクスピアフリークで年上の彼女に初めて恋心を抱いた青春時代だったが、人には裏切られ、苦しめられ、深く傷ついていく中で犬たちの愛に何度も救われられてきた男は、絶望的な人生を受け入れ、生きていくため、犬たちと共に犯罪に手を染めてゆく
 
この犬を使ってのいわゆる泥棒犯罪があまりにも見事なんだけど今の世の中防犯カメラの進歩で保険調査員に見つけられ逆に強請られるがこれまたワンコで一難回避
ただ人から頼まれてみかじめをとるギャングをワンコで逆に脅したために彼らにねぐらを襲われることになり
ギャング一味とワンコたちとの戦いがクライマックス
一応全滅させてしまい
その逃げてる途中で逮捕されたっていう彼の半生を語る映画
 
一応性的マイノリティの主人公オカマクラブに犬の餌代稼ぎに週一でエディット・ピアフを歌ったり
と色々と楽しめる作品になっており退屈のしない114分でしたかね
人より芸達者なワン君を見てるだけでも癒される作品x
 
2023年製作、フランス映画
リュック・ベッソン脚本・監督作品
出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジョージョー・T・ギッブス、クリストファー・デナム、リンカーン・パウエル
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ポーカーフェイス 裏切りのカード

2024-08-07 05:05:20 | 洋画
ラッセル・クロウが(共同)脚本&監督そして主演の一人三役でつくったオーストラリア映画
原題も邦題も「Poker Face」なんでいわゆるギャンブルのヒリヒリするような映画だと
だってねぇオープニングから若者時代の彼らが野原でおとな相手にポーカーゲームをするシーンから始まるし
相変わらず情報は全く入れないからいわゆるギャンブル映画だって思うじゃない誰でも
でも確かにポーカーゲームしてるシーンはまさかの付け足しであって
もう後半になって泥棒が侵入してきてからはこの映画一体何だったんだっていう映画に堕して終わるという全くイミフな作品で
まぁあんまりやらないんだけど94分といういがいと短い尺だったので途中ちょっとオチたってのもあって続けて二回見たけど
結局何だったんだろうっていうだけで終わってしまった作品。

いや無駄にした時間返してよって言う感じの作品ではあるんだけど
そこはラッセル・クロウですから
ってアクションシーン皆無ですが彼の演技ってもほとんど突っ立てるだけでしたが
彼の存在感の力技で見てるこっちがうむも言わされぬままねじ伏せられてしまった映画
いったい何が言いたかったんだろう

理解できたのは最初に美術館で出会った画学生がきっちり苦労の肖像画を仕上げてそれが見事に賞をとったことなんだけど本筋には全く無関係
本筋も一体何か目的があったはずなんですよクロウには
しかしどれも突然押し入って来た泥棒によってクロウの目的が果たせなかったっていう寸法で方向性がしまいには泥棒退治にシフトしちゃってたからねぇ
好きこそものの上手なれってっ事でポーカーの道を極めるとこのような大金持ちにまでになるんですね
それにしてはかなりセキュリティの脆弱な豪邸ですよね
でもしっかりと大の大人が5人も隠れていられる避難場所がしっかり備わっているんですね

最後は財産分与っていうような形でなんとなく彼がこの映画でしたかったことが語られていたことで
そこで読み取れるからいいやってことだったんでしょうか。にしてもクロウの死の真相はこっちで読み取るしかなく
病魔かなにかですから余命を知ったクロウが仕掛けたポーカーの罠だったものが突然の強盗でごはさんにされたっていうだけのお話だったようで
原題の「Poker Face」はポーカーゲームでのおとぼけ顔ではなく現実世界での生活の中での隠し事の方に捉えるべきだったようで
あえてポーカーゲームを中途半端にシノプシスに入れ込むからややこしやな映画になっちゃったってことだったのかな

2022年製作、オーストラリア映画
ラッセル・クロウ共同脚本・出演・監督作品
出演::リアム・ヘムズワース、エルサ・パタキ、RZA、エイデン・ヤング
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コヴェナント/約束の救出

2024-08-04 05:05:14 | 洋画
ある意味今月リリースのレンタル&セルでの目玉作品
アフガン戦争秘話それも感動のって言うような作品で、ガイ・リッチー監督初の戦争映画です
タリバンと米兵との戦いもそれなりにリアルに描いているようではあるものの
まぁ2時間強の尺を三分割して作られてるような作品
 
ギレンホール演じるキンリー曹長率いる小隊が任務中にタリバンの爆弾攻撃により兵士一人と通訳一人を失った
補充兵も赴任し後は通訳補充、キンリー曹長はその中であまり言うことの聞かない男を雇い入れた
なんとアフガン戦争中5万ものも現地調達の通訳がいたそうで
彼らは仕事によって得られる移民としてのアメリカ入国ビザ目的でこんだけの通訳がいたそうだが、果たして何人がアメリカに受け入れられたのか
その実態は明かにされていない
 
まぁ今回の通訳アーメッドも身重の妻を抱えて四カ国語ができる整備士であった
なんか通じるものがあったんでしょうね彼を選んだ事で
最初の任務でアフガンの支援兵が偵察に右の道をえらんだことを不審に思ったアーメッドがしきりにキンリーに訴えて右にすすむことを進言
なんと妻子を人質にとられ左ではタリバンが待機していたことを無人機映像で捉えて事なきを得たことからキンリーとアーメッドの関係が良くなったとも言える
 
爆弾捜索の任務で索的建造物が爆弾倉庫であることを確認し空爆指示を出した途端タリバンの奇襲を受け現地で米兵は全員戦死
キンリーも脚と腕に被弾したものの生きており、なんとそこから重傷のキンリーを荷車に乗せて何日もタリバンの目を掻い潜っての逃避行が続き
 
キンリー小隊の全滅までが第一部
派手な戦闘シーンと空爆のシーンで見せてくれて
タリバンの目を掻い潜って食料も飲料もない中で傷ついたキンリーを黙々と運ぶアーメッドの姿を描くのが第二部
1万キロ歩き通してようやっと空軍基地近くに来たとこでタリバンに見つかり45口径で三人のタリバンをやっつけたとこに米軍パトロールがやってきて・・・
 
キンリーが意識をとり戻したのは陸軍病院
彼は英雄として名誉除隊したがアーメッドも米軍関係では英雄扱いであるがタリバンから賞金首として指名手配されて隠れて生きてるらしく誰も彼の存在を知らない
キンリーにとって彼は命の恩人。そんな彼がアメリカ入国ビザも貰えずにアフガンで隠れ住んでたことに驚愕したキンリーは外務省や入国管理局に毎日電話しまくるが常に待たされて
ついに苛立った彼は米軍司令部に掛け合い私がアーメッドを救出に行くからその間に入国ビザを発行するように司令官に掛け合い
 
軍事会社支援のもとに救出に向かうものの軍事会社には急な仕事が入りキンリー一人での救出となり
まずはアーメッドの弟に会い、彼の居場所とそこまでの設定をしてもらい
軍事会社には救出作戦のみを依頼してキンリー単独でのアーメッド救出作戦が第三部
 
まぁここではタリバンの知ることになり全勢力上げて二人の捕獲に動くタリバンとの攻防戦がダムで行われここの派手な戦闘場面に全勢力かたむけた映像が実にいい
まぁ矢尽き刀折れたキンリーたちに雲霞の如く襲ってくるタリバンが轟音と共にバッタバッタと
まぁこう言った映画の常套手段ではありますがこう言った緊張のほぐれはいいよね
知っててもまさしくこれが映画の醍醐味ですよね
 
二人が暫くぶりに再会しても多くを語らず必要最小限の会話とか
いやまさしく男泣き映画のこれも醍醐味
そう言った映画だったかな
まぁ原題も邦題もしっかり映画の内容を最初っから表してるから本編ではこの二人の友情と信頼がどう育まれていったかを第二部の映像にしっかりと刻んでいるんですね
 
一応このお話が2018年ってことで
もうほとんどアメリカは撤退を決めてたようでこの後21年に米軍は完全にアフガンから撤退した後300人以上の通訳だった人がタリバンによって処刑されたって言うスーパーが・・・
 
2022年製作、アメリカ映画
ガイ・リッチー製作・共同脚本・監督作品
出演:ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、アントニー・スター、アレクサンダー・ルドウィグ、ボビー・スコフィールド、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラー
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コット、はじまりの夏

2024-07-24 05:05:06 | 洋画
今月のレンタル作品も25日までに5本程度ってことで
購入してストックしてる作品を含めると、なんとか足りるのじゃどうかって言うことで
普段私が手を出しそうにもないこう言った作品も鑑賞する様になってきてて
こう言う作品もある意味見てていいもんだなぁって思えるようになってくるって言うのも個人的には不思議な感覚ですが
 
この作品主演の9歳の女の子を演じたキャリー・クロウリーの初演技(当時 12歳)と言うことと
なんとラストシーンでの“daddy”たったこの一言のセリフに尽きる作品だったかな
個人的にはロリではないので成人(18歳以上)女優さんしか注目せんのですが
なんとこの 12歳のロリっ娘ちゃん
実に端正で美形すぎる 12歳
完全にこの娘に見惚れて最後までっても95分の尺でしたが
しっかりと見てられた作品
 
そしてやがてくる別れの時
それは永遠かもしれないしまた来年会えるのかもしれないし大人になったらいつでも会える
でも今この時が・・・
ってさっていく車を追いかけて門の前で再び抱きついたヒロインの目線の先には実の父親が心配したのか追っかけてくる姿を見つけて
呟く言葉が“daddy“これはどっちに向けて発された言葉なのかは見る人に判断を委ねてるものの・・・
 
この秀逸なラストシーンまで実に細かく丁寧にヒロインが実の家族にさえ開かない心を
段々に開いていく様を丁寧に描きつつここまで持ってくるとは
完全にこのラストシーンにやられてしまいました
 
親戚のご夫婦に心が開かれていくわけだから
ましてや実父実母が自分にかまけてくれてないこともないような演出をしっかり前半で見せていたことを考えると
血のつながりは水よりも濃いわけで自ら閉じていた心の扉も開けることもまた事実ですから
邦題も「コット、はじまりの夏」そう今日ここから新しい彼女が始まっていくわけ
っていう実にこれもうまい邦題をつけたものですね
 
2022年製作、アイルランド映画
コルム・バレード脚本・監督作品
出演:キャリー・クロウリー、アンドリュー・ベネット、キャサリン・クリンチ、マイケル・パトリック
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ダム・マネー ウォール街を狙え!

2024-07-23 05:05:07 | 洋画
あんまりっていうか全然って言ったほうが正解なのかもしれませんが
個人的に株投資もしない人ですが
映画が見たくて大手の東宝とか東映、東急レク、東京テアトルとかの株主優待券がってことで昔映画館に通える時には色々優待券目当てで↑4社の株を持っていましたが
映画館に入れなくなったのと
これが不思議なんですが映画館からシネマコンプレックスに移行した時代と個人的に映画館にいけなくなった時期と重なって
今ではもうどこの株式も持ってませんし株式投資もしませんが
 
日本と違いアメリカではお金もちからそうでない人まで株の投資は皆さんおやりになるようで
このゲームストップ事件は知りませんが
アメリカではかなり有名な事件だったようでなんと国会での聴聞会まで開かれるという大きな事件だったようで
そんな実話を映画化したした作敏だったのね
 
まぁ株式投資の男たるかも知らない私にとってはチンプンカンプンのお話なんですが
まぁ小市民がアメリカ経済を動かしてろウォール街の連中をケムにまいたっていうある意味痛快なお話であることだけは理解できたんだからそれでいいんだろうね
でも私がこんな作品にまで手を出すちゅうことは
今月のレンタル作品もいよいよ8月の新作リリース日まで作品が持たないって言う判断がついたからでして
ある意味わからんまでも見たからにはブログアップさせてしまうという一種の荒技というか小技というか日数消化であることに間違いはありません
 
このゲームストップって言う会社は日本で言えば私が利用させてもらってるGEOさんみたいな会社なのじゃないって見てて思ったんですが
そんな会社の浮沈自体ウォール街が動かして、そのウォール街は小口の庶民のためではなく
大口の会社や個人投資家(いわゆる大金持ち)のためにこのゲームストップという会社を利用して行こうってしてた時に
 
小口個人投資家(いわゆる貧乏人)でYouTuberである主人公の目に留まり
そう彼は実際にその店を利用してて、毎日の個人の利用頻度等小口ながらゲームソフトの中古販売や買取などの利用頻度を見て
このゲームストップって言う会社はイケルって踏んだために自身のYouTubeでこの会社の株は買いだってひろめていくんですね
それに乗っかった小市民の投資家たちも同時に描かれ画面にはそれぞれの人物たちの個人資産の増減まで表示されて一喜一憂してる姿も見せてくれてたりしますが
 
何がいけないのかわかりませんがこのt YouTuberの行為がウォール街の逆鱗に触れて下院の公聴会まで開かれるという事態にまで発展していく様を見せてくれた作品で
小口投資家はそれなりに資産増やしていくわけだここいら映画的に面白いんだけど
看護師さんは結局1人負けの姿まで見せてくれるという
ここまでみせちゃっていいんだというような映画でしたが
これがおも白い作品仮装でないのかもわからない朴念仁な私なのねっていうことだけはわからされた作品だったかな
 
2023年製作、アメリカ映画
クレイグ・ギレスピー監督作品
出演:ポール・ダノ、ピート・デヴィッドソン、ヴィンセント・ドノフリオ、アメリカ・フェレーラ、ニック・オファーマン、アンソニー・ラモス、セバスチャン・スタン、シャイリーン・ウッドリー、セス・ローゲン
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最悪な子どもたち

2024-07-22 05:05:30 | 洋画
オープニング4人の素人・・・そうフランス北部の荒れた地区で生きている地元の少年少女のオーディションの撮影フィルムで多分オーディションに受かった異性との噂が絶えないリリ、怒りをコントロールできない少年ライアン、心を閉ざしたマイリス、そして年少を出所したばかりのジェシーの4人のティーンエイジャーたちだ
 
そして多分に彼らの話から作り挙げたシナリオは、彼ら自身をモデルにした物語。
撮影が始まりオープンで行われる映画撮影に住民は興味津々
なぜ問題児ばかりが主役なのか?監督の狙いとは?一体どんなシノップスなのだろうかこっちも興味津々で撮影の様子を見守る
そう映画自体はフィクションを撮ってるのにその撮影風景をさらに撮ってるカメラが第三者の目としてあって
 
演技未経験の、“素人“の子どもたちを配役した映画撮影の様子を捉えた本作は、彼らが”映画の登場人物“を演じることでまさか自分の本当の姿を晒すこととなってゆくとは・・・
そう実際に”彼ら自身“と向き合うことになった主人公たちが、はじめての体験に自分自身と格闘し、違う世界に飛びこむことで、彼らのなかの中の何かが少しずつ変わっていく
そんな姿を捉えて現実とフィクションの狭間の中で
そう映画製作のプロセスと物語の間を絶え間なく行き来する、子どもたちのリアルとフィクションとしての演技が光る唯一無二な作品に仕上がっていく
これが撮りたかったわけで映画のプロットはあってもなかったっていうか
 
何とフィルムに写されていたのは物語つまりフィクションではなくて監督たちの意図した虚実皮膜の世界観をしっかりと記録していたのだった
まさか近松の演技論がこのようなフランスの作家によって実践されていこうとはこっちも思ってもいなかった。
 
2022年製作、フランス映画
リーズ・アコカ、ロマーヌ・ゲレ監督作品
出演:マロリー・ワネック、ティメオ・マオー、ヨハン・ヘルデンベルグ、ロイック・ペッシュ、メリーナ・ファンデルプランケ
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僕らの世界が交わるまで

2024-07-21 05:05:33 | 洋画
今月も新作のレンタルリリース作品が不足かたりてるかって言う瀬戸際がここきて段々見えてきたので
こう言った普段私の見向きもしないような作品にも手を出さざるを得なくなってきてるってことで90分前後のミニマムな作品ということもあって
そうこう言うので長いとたとえ二時間であっても下手したらオチてる私ですからねぇ
 
って90分だからオチなかったわけではなく多分ジュリアン・ムーアの演技力でオチなかったと思える作品
あるどこにでもありそうな一般的なアメリカの核家族の日常を淡々と描いてるだけの作品
そうなんです働く主婦であるジュリアン・ムーアは何と自作自演のシンガーソングをネット配信してる投げ銭で小遣いを稼いでる高校生の息子と旦那さんそして自分はDV被害の女性用シェルターでソーシャルワーカーをしている普通の主婦
そんな主婦が子供の気持ちがわからずに右往左往するだけのお話でした
 
ったら実に単純でして大抵はお互いがお互いを理解してチョンチョンって終わるのが常ですが
この映画はそんなうまく治らない
そりゃ思春期後期の息子の気持ちが親から離れていくのは成長過程での自然の摂理って言ってしまえばそれまでなんですが
お互い心が離れ離れでも家族が一緒に暮していくからには
なんらかのお互い妥協できるとこを探していくのが普通の家族だと思うのですが
 
まぁ息子はちょっと気になる彼女が自分のアイデンティティに関するポリティカルな問題に傾倒してしている
まぁ私には到底理解不能のような詩を書いてる女の子に
興味津々だってことで、自分もそんな政治かぶれな詩に曲をつけてSNSで配信していくわけで
まぁ誰にでもありがちな思春期の行動原理通り動いてるだけでして・・・
 
母親は母親でソーシャルワーカーとしては一流の人で他人から感謝されてる人生ではあるもののベクトルは家族に向いてなくて
旦那は旦那で勝手だし息子は↑の生き方してるし
そんなバラバラな家族をただただ淡々と描いて何が言いたいのやら
意味もわからぬうちに
映画はそのまんま終わってしまうんですね
 
なんなんだろうこんな気持ちがズレたままでも家族って言う絆というか血縁っていうものは
そうたやすく壊れやしないって言いたかったのかはわかりませんが
この母と子の噛み合わない家族関係と親子愛っていうのをちょっとしたエスプリで描いた作品だったのかなぁ
まさか投げっぱなしで終わるとはこっちも思っとらんかったよ
 
2022年製作、アメリカ映画
エマ・ストーン製作、ジェシー・アイゼンバーグ脚本・監督作品
出演:ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハード、アリーシャ・ボー ジェイ・O・サンダース、ビリー・ブリック、エレオノール・ヘンドリックス
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デストラップ/狼狩り

2024-07-17 05:05:48 | 洋画
今月のGEOさんのプルークは何と5作品のリリース
そのうちの一本ですがこれはストリームとプルークが一緒に配給に当たりミニシアターながらも劇場公開された作品だったようですね
出演者もエキストラ警官を除いてほぼ6人
そのうち三人は森林自然公園の中で暮す今時珍しい狩猟を生業とした家族ですが
何とティーンエージャーの娘は未就学
森で生きる術を毎日父親に教わって生きてるし一応字も読めるようで
 
母親は経済的にも子供の環境的にも町で暮らすべきではないかと旦那に話すシーンとかもあったりするものの
そこにこの森に棲む主のような存在の狼が戻ってきた兆候を見つけて
まぁそれが邦題になってるのかな原題は「Hunter Hunter」ですがこれは見てるうちになるほどって言う原題
さらにこれから書きますが
邦題の方は要は生きてる自然の狼っていうより”人間は一皮剥けば狼“だったって言うお話だったと言うことで・・・
 
90分程度の映画尺ですがその三分の二ほどは先にも書いたように森の中で自給自足の暮らしをする家族三人の生活を描写しており
人はいかにして生きていくかって言うようなサバイバル的なお話が延々と続き退屈っちゃ退屈ではあるんですが
その中でちょっとしたクライマックスへの伏線らしきものもちょっと貼られたりしていて退屈は退屈なんですよ
だってなんも起きませんからね森の中ちゅうことで携帯電波もないからこの家族は連絡は無線通信、警備員は衛星電話ということと後は固定電話があるだけ
 
伝説の狼が戻ったらしく狼のフンから指輪が出てきたりと森林警備員もほとんど動いてくれない中
夫は家族を守るために1人狼狩りに出ていくもなかなか帰ってこず逆にキャンパーの惨殺死体など見つけて
そんな中妻は夜中に物音で外に出て傷ついた男を見つけ治療のために家に運び入れ治療をしてやる
ここから映画はようやっと動き始めるんですが残りの尺が2、30分しかない
森林警備員が不審車両を発見し
さらにいくつかの惨殺死体を見つけるものの皮肉にも旦那さんが仕掛けた罠にハマって身動く事も不可能に
 
一方夫の帰りを待つ奥さんは旦那さんの惨殺死体を見つけて全てを知ったものの後の祭り
慌てて娘を助けに家に帰るものの助けた男に殺された後で奥さんも強姦致死される寸前に床に落ちてた手斧で反撃
相手を倒し娘の安否を確認し怒髪天を抜き
この男を何と屠殺小屋に吊るし、娘に習った屠殺処理法で何と生皮を剥ぎ
顔面の皮をも見事に剥ぎ取る
いやよくここまでの映像を示してくれましたねぇ
 
この映画の見所はここだけです
旦那さんの殺しも犬の殺しも娘さんの強姦致死も一切見せずに最後の最後で生皮剥ぎの完グロ映像で締めくくる見事さ
人は時と場合によって人からそう悪人もですが人の皮をかぶった狼だっていうことを見事に皮を剥ぐことで見せてくれた作品
クライマックスで一気に今まで溜まっていたものが発散された映画でしたねぇ
 
2020年製作、カナダ・アメリカ合作映画
ショーン・リンデン脚本・監督作品
出演:カミール・サリヴァン、サマー・H・ハウエル、デヴォン・サワ、ニック・スタール
コメント (2)
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