
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2023>で上映された一本
この”未体験ゾーン“で上映されてDVDリリースされた作品は出来るだけ見るように心がけてるから
この作品のジャケットにはちょっと惹かれるというよりは引き気味になったものの結局セットレンタルの一本に組み込んできた
これってゾンビ映画って言っていいのかな、だって感染した人間はゾンビになっても人間を喰わなくてただ暴力を振るうだけって言うじつに人を喰った映画にしており
散々暴力し続け満足したら32秒間だけピタッと動きが止まる
こんな設定は今までのゾンビ映画では見たことがないからねぇ、ある意味アイディア勝利
って事でこれまた輸入されたは珍しいウルグアイの新感覚ゾンビ映画って言っていいのかな
大きな建物ってもなんの建物かわかりませんがそこの夜間警備を担当するイリスが主人公
こんな設定は今までのゾンビ映画では見たことがないからねぇ、ある意味アイディア勝利
って事でこれまた輸入されたは珍しいウルグアイの新感覚ゾンビ映画って言っていいのかな
大きな建物ってもなんの建物かわかりませんがそこの夜間警備を担当するイリスが主人公
今夜はなぜか別居してる夫に頼まれて子連れでの夜間勤務
娘タタを部屋に残して巡回に出ると外で人が暴れておりなんと建物の中にまで侵入してきて
鼠番のネコを暴虐の限りに殺すと32秒動かないことを知る
動物ならっていうか生きて動く物ならなんでもってことのようで、のちに鼠での回避行動があるのね
離れた娘を探して建物内でゾンビを避けて行動していくイリス
建物内でのある意味ワンシチュエーション映画ですが
建物の中と言う事と夜もあって画面が暗く良く見えないって言う難点もあるものの
離れ離れになった母娘が出会えるのか、出会えないのかって言う緊張感もあったり
へんな男っても感染した臨月妻と生まれくる子をた助けるためにタタの情報を小出しにイリスに手伝わせるとこなど色々と
こっちにもイラつかせてくれたりと、映画的に結構筋立てを複雑にしてくれてたり
伏線もいくつか貼っておいてキッチリ回収していたりと丁寧に作ってるとこは買える
ただ最後には子を助けるために犠牲になる母
あそこは突き放してバッドエンドにして欲しかったと思ったのは私だけ?
絶望の果てにこっちを突き放して欲しかったなぁ
まぁひき絵で十分バッドエンドではあるんですがね
2022年製作、アルゼンチン・ウルグアイ合作映画
グスタボ・エルナンデス監督作品
出演:パウラ・シルヴァ、ピラール・ガルシア・アヤーラ、ソフィア・ゴンザレス、ダニエル・エンドレール、フランコ・ビーリャ
攻撃後32秒停止という、これまでなかったアイデアは良かったですし、それをちゃんと所々で活かしてたのも良かったです。
無事に脱出は出来たけど、外の光景を観る限りでは絶望の未来しか見えない、そんなラストでした。
やはりゾンビ映画はバッドエンドに尽きますね。
人を喰わないゾンビだし暴力に満足したら32秒停止してしまうって言うアイディアがいい作品でしたねぇ
ラスト港全体上り引き絵では船全部炎上してると言う
それだけで絶望を表すのはいいエンディングでした。