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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

フィリップ

2024-12-02 05:05:05 | 洋画
一応セルでは1日には新譜がっても邦画ですがリリースされておりましたが、レンタルに回るような作品ではないので
11月のレンタル新譜でレンタル中で借りられていなかった作品とかで4日まで埋めていくしかないようですが・・・
 
まぁこの作品惹句にあるように“発禁処分後60年! 衝撃の映画化!”に刺激されて見たかった作品ですが
一体どこの国で何の理由でっていうのが知りたかったんですが・・・
一応R -15ので指定をもう受けていたりで実に興味深々でしたが・・・
 
まずはそんな興味深々の前に映画としては
ポーランド在住のユダヤ人音楽家フィリップという青年が1941年に劇場でも公演しようとしていたら、ふとしたきっかけで自分だけ難を逃れてしまったものの
目前で恋人と両親をナチスの銃撃でも殺され
 
2年後そのナチスへの復讐をなんとフランス人に化けてフランクフルトの高級ホテルで給仕をしつつ、その立場と持って生まれた美貌とで日夜ドイツ将校の奥方やドイツ娘たちを籠絡し弄んだ挙句に捨てていくとという復讐をしていたものの
一人のドイツ娘との恋愛が本物に変わり・・・
 
そんなお話なんですが、まぁその恋愛描写は映画では実に淡白でしたし
さほど性描写もヨーロッパでは60年前でも緩かったようですね
っていうことで個人的にはある程度不道徳ではある内容ではあるものの発禁に至る基準自体理解出来なせんでしたが、ポーランド政府は部分発禁日夜してた様ですね
一人のユダヤ人がドイツに対しての復讐の仕方が実にユニークであったし
半自伝小説ということで時代の中で生き残ったユダヤ人っていうのもあって
ある意味思ったより地味な作品でしたが
 
深実の持ってる重さっていうのを反映してるかのように映像自体も終始暗めにしてたりで
結局はドイツ娘との真実の愛によって人間として再生していくっていうお話だったようですね
 
2022年にポーランドで全面解禁になり、早速映画化されたんですね
 
2022製作、ポーランド映画
レオポルド・ティルマンド原作、ミハウ・クフィェチンスキ共同脚本・監督作品
出演:エリック・クルム・ジュニア、ヴィクトル・ムトゥレ、カロリーネ・ハルティヒ、ゾーイ・シュトラウプ、サンドラ・ドルジマルスカ
 

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