クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ホールリハ

2014-01-23 | 上の娘ごと

卒業実技試験が8日後に迫った上の娘ですが、

先日は大学にてホールリハーサルが行われました。

卒業実技試験はホールでの一般公開となります。

リハーサル1人当たりの持ち時間は15分。

常にお忙しいK先生に無理を承知でお願いしたところ、

ちょうどその日、大学院生のレッスンが入っていたそうで、

ラッキーにもチェックに来てくださいました。

K先生が見守る中、舞台上でまずは通しで演奏。

演奏時間は約9分。

残り6分は、先生が気になられた箇所を確認しながらの調整。

伴奏者さんは優秀な方なので、当然のことながらばっちり。

あとは娘が、本番までにどこまで仕上げられるかというところです。

この日帰宅した娘は、落ち込んでいました。

娘曰く、

「このところ、練習を重ねても思うように弾けない。」

のだとか。

「全く上達していないように感じる。」

「えー、そうかなー」

「リハでも全然ダメだった。」

「K先生はなんて?」

「良くなったって。」

「じゃあ、いいじゃない。」

「う~ん、でも、たぶんそんなに良くなってないと思う。」

なんだ?そのネガティブ発言は。

「録音はして来たんでしょ?」

「した。」

「じゃ、後でパパが帰ってきてから一緒に聴こう。」

夫の帰宅後、3人で録音を聴きました。

最初のアタックから、確実に上手くなってる。

聴き進んで行っても、音程は安定していると思うし、

以前より音楽的になっていると思う。

録音は本当に正直だから、粗ははっきりとわかってしまう。

それを考えると、だいぶ健闘してるんじゃないかな。

なんだー、ちゃんと上達してるじゃない。

「上手くなってるよ!」

夫も、

「悪くない。」

なぜか全然ダメだと思い込んでいた娘は、ここでようやく浮上。

少し自信を取り戻したみたいで、顔つきも明るくなりました。

ホールリハ前2日ほどは、元気をなくしてどんよりしていたので、

復活して良かったです。

リハの翌々日のK先生のレッスンでは、

「録音聴いてどうだった?」

とK先生。

娘が、

「音程があんまり・・・

と答えると、

「そういうことじゃなくて。 ホールでちゃんと音が響いてたでしょ?」

「あ、はい。」

「良かったね。 本番楽しみだね! 僕は聴けないけど。」

ホールに負けない響く音がきちんと出ていたようです。

K先生は演奏会のため、

前回に続いて今回の試験でも審査員にいらっしゃらないことがわかっています。

審査員に自分の先生がいらっしゃるかどうかも結構重要なので、残念です。

でも、Y先生は、

「なんとか時間を作って審査に出るようにするから。」

とおっしゃってくださってるそう。

ぜひ、そうしていただきたいです。



ヨーカドーで買ってみた。



本当にとろりん。



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