クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

音の評価

2015-10-09 | 下の娘ごと

しつこく続きます。

このコンクール、予選は余程のことがない限り通りますが、

本選ではごっそり落とされると言われています。

最高点、最低点を外した平均点が80点以上で合格です。

今回、推薦実技試験との兼ね合いで選んだこちらの本選会場は、

かなりレベルが高かったようです。

娘が通う音高のピアノ演奏家コースの生徒が4人も参加していましたしね。

結果的に合格者が多数出ました。

上の娘も高校3年生の時に、このコンクールのヴァイオリン部門に参加しましたが、

その時は約20%というとても低い合格率でした。

それを思うと、かなり高い合格率です。

3回も手痛い弾き直しをした娘の点数は、どれだけ低いものかと、

娘も私も覚悟を決めつつもビクビクしながら、講評を受け取りました。

4名の審査員の方々の点数はほとんど開きがなく、評価が一定しているようでした。

そして、その点数は私たちが考えていたものよりずっと高いものでした。

合格点は思っていたより近くにありました。

そうなると、3回の弾き直しが余計に悔やまれますが、まあ、すべていまさらです。

講評には、やはり、「弾き直しがとても残念でした」 「弾き直しは残念でした」

とありました。

わざわざ書いていらっしゃらない先生にとっては、言語道断なのでしょう。

4名とも評価してくださっているのが、「とても美しい音で弾いています」

「とても綺麗な響きでした」 「音色も綺麗な音です」 「良い響きの音でした」

という音に関するもの。

「自分を出すことはできなかった」けれども、音だけは裏切りませんでした。

そのことは、娘にとって少なからず自信となりました。

講評をいただいたことで、また少し気持ちが浮上しました。

これで娘のコンクール挑戦は終了、ホッと一息入れたいところですが、

本命は翌々日の推薦実技試験です。

翌日には、またE先生のレッスンが待っていたのでした。


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