日本語を話すアジア人スタッフが、娘にいろいろアドバイスして下さいました。
このオーディションを初めて受ける人に対して、特に英語が得意でない人に対しては、
同様のアドバイスをすることになっているのでしょう。
まず、「Good morning!」と、笑顔で挨拶すること。
次に、笑顔で名前をはっきり言うこと。
ヴァイオリン歴を聞かれることもあるから、すぐに答えられるようしておくこと。
明るく、礼儀正しい態度をとることが大切。
審査時間は、8分から10分。
だいたいこんな感じのアドバイスだったそうです。
会話が英語だということには、少なからず驚いた娘ですが、
審査会場に入ってからも、前日に行われた実技試験ほどにはガチガチに緊張しなかったとか。
マエストロは優しくフレンドリーで、笑顔で声を掛けてくださり、
場の雰囲気をとても良いものにしていたことも大きかったようです。
実技試験やコンクールの審査に、笑顔など皆無ですから。
まず、ソロ曲は何を弾くのかと聞かれました。
娘が、「イザイ」と答えると、「おー、イザイ!」と、ちょっと驚いた様子。
「何番?」
「4番の第1楽章と第2楽章です。」
「いいね。」
弾いてみて、と言われなかったので、ぼーっとしばらくただ立っていたという娘。
マエストロの方も、ん?どうしたの?というお顔。
再度促されて、ようやく弾き始めた娘なのでした。
桜まんじゅう。
可愛らしいピンク色の生地の中は、刻んだ桜の葉の塩漬けが混ぜられた白餡です。
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