びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

鳥取☆山らいふ、有終の美?

2011-10-23 21:05:01 | 山歩き
 鳥取最後の休日。クライミングで有終の美?!を飾りました(笑)。

10月23日(日) 雪彦山 地蔵岳東稜ルートクライミング

 10:55 登攀開始
 13:45 地蔵岳到着

 当初この日は研修先の有志による勉強?会が企画されていたのですが雨天の予報に早々に中止が決定。それではと船上山や小赤壁に案内してくださったT先生が雪彦山のマルチピッチに連れて行ってくださいました。
 雪彦山のある兵庫県の予報は曇りのち晴れ。しかし朝起きたら鳥取市は結構な雨。こちらの天気の「癖」は私にはわからないので先生を信頼するしかないのですが、ことがクライミングだけにとっても不安。感情がすぐに顔に出る私は先生に随分ご心配をおかけしました。すんません。
 鳥取道を南下してトンネルをくぐり、兵庫県に入ると雨も上がり、遠くに青空が!「やっぱり日ごろの行いが・・・(ニヤリ)」とするも山が近付くとぱらっと一雨、おまけに山はガスをまとっていて「やっぱり日ごろの行いが・・・(ガッカリ)」。
 それでも登山口や周辺道路には車が多数。ルートが一望できるところでは数パーティが取り付いているのが見えます。気を取り直して、天気の好転を祈って出発。
 取り付きに到着すると数パーティが取り付き&順番待ち。我々が登攀を開始するころには青空ものぞき始めて岩もあっという間に乾いていきました。ラッキー♪

<取りつき。順番待ち>


 毎度のことながら、先生はサクサクとロープを延ばして行かれ、あっという間に私の番。1ピッチ目は傾斜は緩いのですがびみょーに岩がぬめったり、ホールドがびみょーなサイズだったりと結構冷や汗もの。訳もなく怖かったのはやっぱり1ピッチ目が最大でしたねー。
 2,3とそれでも順調に進み、4ピッチ目。ちょっとしたチムニーがあり「ここがこのルートで一番難しいらしい」と追い越したパーティから聞いてちょっとビビッていたのですが、本日のは私と相性が良かったらしく(笑)、割とすんなりクリア。チムニーの中と外のホールドをうまく使い分けていけば苦労しませんし、なんたってホールドがほぼ「ガバ」(勝因は結局これか・・・)。
 5ピッチは流し、しばらくコンテで移動して、6ピッチ目もゴジラの背のようなところで問題なし。

<5ピッチ目。ゴジラの背。こういうとこはホールドが大きくて嬉しい☆>


 さて最終ピッチ、一番易しいところだと「つまらんでしょ」という先生に必死で待ったをかけて(笑)、ガバだらけのルートで終了してもらいました(汗)。「今日は手こずってないでしょ、だからもう少し難しいルートでも行けたって」と先生はおっしゃってくださいましたが・・・いやいや無事に下山してナンボですから。マルチの達成感は(たとえ初心者ルートだって)バツグン。ピークを踏むのは重要なんです(笑)。だからついゲレンデ(ジム)を敬遠してしまうのよねえ・・・つまり上達するのも敬遠していることになるわけだけど(汗)。

<1か所ヤなトコがあったんですがガバのおかげで助かりました。ガバ様々(笑)>


<隣の本峰>


 地蔵岳山頂ですっかり遅くなってしまったお昼を食べて、下山。この山、危険が売り物?!だそうで一般ルートといえどもなかなかスリリング。滝もあるしウェット&ぬるぬる箇所が多く、神経を使いました。登攀で筋力気力を使い果たすと下山が危険になるので注意しましょう・・・。

<地蔵山頂からの眺め。また雲が出てきて、風も冷たかったです。季節が着実に変わってるんですね>


 下山後は麓の雪彦温泉で汗を流して帰宿。T先生のご厚意で鳥取☆山ライフの有終の美を飾ることが出来ました。当初は大山と氷ノ山と蒜山を登ったらあとはどこに行こう・・・なんて悩んでいたのですが、終わってみれば3回もクライミングを加えていただき素晴らしい充実度でした。先生、本当にありがとうございました。本業の方もしっかりまとめてお暇したいところですが・・・とてもムリです、ごめんなさい。
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