びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

初!冬のネパール6000m峰⑨

2020-01-04 19:49:06 | Nepal
◆2020年1月4日(土) レダー滞在(休養日) 晴れ~雪

 やっと休養日。日程が短い6000mは、休養日が少ない(まあ、ほとんどない)のでつらいなあと思う。案の定、顔はぱんぱんに浮腫んでいる。太ったのか?元に戻らなかったらどうしよう、と思うくらいである。こんなことは珍しい。それに、休養日って通常緊張から解放されてリラックスできるのに、あまりに寒いせいで全然解放されない。髪を洗うとか、もってのほか。
 ようやく青空が見えている。ロッジの目の前に、目指すチュルー・ウェストがどーんとそびえている。近いような、遠いような。
 8時に朝食。レモンシュガーパンケーキなるものをお願いしてみる。生地の中にレモンを刻んだものが入っているようだ。焼き加減は相変わらずサクサクでよろしい。
 留守番していたポーターたちに「誰か来た?」と聞いたが「客はゼロだった」とのこと。私たちは休養日だが、スタッフたちはBCの偵察と荷揚げに行くという。ありがたいことだ。ロッジのお兄ちゃんたちは、朝から水汲み、雪かき、掃除とせっせと働いている。
 順応に行っている間に降った雪のせいで「WiFiが通じない」という。晴れたのでお兄ちゃんたちが屋根に上がり、雪を片付けている。これで大丈夫かな、と思ったが通じない。繋がらないとインターネットの天気予報が確認できないので、平岡さんが衛星回線のインターネットの接続を試みるも、こちらも通じないとのこと。衛星電話回線は通じるそうだが。何が起こっているのやら。当てにしていたものが使えないと大変困惑する。
 暖かいうちに、荷物を片付けたり、充電したり。夕べ、面倒になり放棄して寝たものが凍ってしまっている。ウェットティッシュが白い塊になっている・・・。こんなに寒いと思わなかったので、日本から持参したゼリー飲料が減らない(飲む気がしない、その辺に放置したら凍りそう)。
 ランチには、ベジポテトチーズモモをいただく。チーズはたぶんヤクチーズで、少し癖があるがアクセントになって美味しい。おなかがまだ少し緩いので、不安なのだがあまりに食べないと歩けないので仕方なく食べる。でも結局午後、またお腹を壊す。トゥクパ以外、食べちゃいかんのか?(笑)
 午後になるとまた雪が降り始める。ダイニングでのんびりしていたら、ストーブに火を入れてくれた。ハイ・キャンプのロッジとえらい違い~。親切~(嬉)。そうこうしているうちにスタッフが帰還。ダワ曰く、通常のBCは風の通りがよく寒いが、少し上がったところの岩陰にいい場所があるのでそこにBCを設置したいとのこと。高所順応が十分ではないので、あまりBCをあげたくないが、ダワが言うならそのほうが良いのだろう。
 夕食は、おとなしくベジ・トゥクパにしておいた。すっかりベジタリアン生活である。

<レモンシュガーパンケーキ。見た目は普通のと変わりません>


<やっと晴れたチュルー・ウェスト>


<アップ。いいねえ。ワクワクしますわ>


<部屋の窓越しに>


<ロッジの玄関。多分春秋は快適なんだと思う>


<ベジポテトチーズモモ。美味しゅうございました>
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初!冬のネパール6000m峰⑧ | トップ | 初!冬のネパール6000m峰⑩ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Nepal」カテゴリの最新記事