びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

初!冬のネパール6000m峰⑩

2020-01-05 19:34:28 | Nepal
◆2020年1月5日(日)レダー―BC 晴れ

 今日は晴れ。いよいよ登頂に向けて出発。天気予報は結局誰も確認できず、数日前の予報で動くことになる。登頂日は良くもないが荒れもしないらしい。実際、この環境では天気待ちしても消耗するだけ。日程的にも待てるのは1日だけ。1日遅らせても天気は良くなる予報ではなかった。ならば行くのが最善。
 スタッフと一緒に出発。谷に入るところまでは一緒に歩き、その後はスタッフがBC設営のため先行。久々に山がしっかり見えるので、ゆっくり写真を撮りながら歩く。この数日でそこそこ雪が降ったようで、軽登山靴ではちょっと辛いものがある。予定ではHCまで雪なかったんだけどなー。
 通常BCを設営する、という場所に到着。ここまではダラダラの緩い登り。とても風が強く、確かにここでテントを張るのは辛そうだ。我々のBCはさらに1時間ほど登ったところの予定。ここからは一気に急登になる。荷揚げを終えたポーター2人が転がるように降りてきた。
 BCまで5時間かかると言われたが、4時間半で到着。テントはコルの脇、岩陰にへばりつくように設置されていた。確かに風が当たらない。たまに使われているようで、きれいに整地されていた。テントは2張。転がり込んだら早速お湯を沸かしてもらいお茶をいただく。途中であまり食べられなかったので、行動食の残りを全部食べた。こまめにカロリー摂取しないと!
 テントはある意味ロッジより快適である。トイレに行くための出入りはめんどくさいが。BCには、悪いと思ったがサンダルを荷揚げしてもらった。テントシューズをもってこればよかったのだが、土の上だと聞いていたので・・・。
 17時、まだ明るいけれど夕食開始。海老ピラフとクリームシチュー、みそ汁、野菜のうま煮。食べられる量ではなく「食べるべき量」で選定したのでちょっと多かった。反省して、HCへの荷揚げ食料を減らす。しかし、このことに後で後悔する羽目になるとは、この時はつゆとも思わず。
 食べたらやることがないので寝る。湯たんぽをもらったので、全く寒くなかった。夜中は結構風が強かったが、水分をそこそこ取った割にはあまりトイレに行きたくならず。摂取量が足らないのか?順応が進んでいないのか?とても不安になってしまった。

<朝、登山口より>


<レダーの集落を振り返る>


<谷へ下りる>


<振り返ると絶景>


<青空嬉しい>


<右のピークがチュルー・ウェスト>




<テントは2張り。風がよけられるのはここだけ。>




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