びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

LOUVRE

2006-11-29 23:25:55 | paris
 パリ二つ目の鑑賞はルーブルです(タイトルはルーブルです。フランス語ってホントに読みにくい!)。実はルーブルってそれほど行きたいとは思っていなかったんですが(所蔵作品が多すぎちゃって混乱)、パリに美術館めぐりに行ってルーブルに行かないんじゃモグリだ!とゆ~ことでとりあえず行って見ました。
 全く知らずに訪れたのですが、特別展で「レンブラント」をやっているとのこと。追加料金を払ってまずそちらを見ることにしました。これが大当たり!!この特別展、油絵は入口の1点のみ!で、あとはぜ~んぶスケッチだったんです。これがとても面白くて、洗練された迷いのないラインにうっとり・・・。1本の線がこんなに美しいなんて!前日の写真展にも通ずるものがあり、モノトーンでこんなに素晴らしい世界が表現できるんだ~と改めて実感。このような企画展ができるルーブルの実力というか、フランスの実力をまざまざと見せ付けられた気がしました(あんまり気乗りしないなんて言ってごめんなさい)。企画するということは、それを見に来る客が確実にたくさん居るからな訳で、日本では通りそうにない企画だなあ・・・と思ってしまいました。
 で、レンブラントで集中力を使い果たし、強烈なインパクトでぼ~っとなってしまった私は肝心なルーブルの所蔵品を全然見ることができませんでした(出直そうかと思ったくらい)。日本のツアーで1日に2つも3つも大きな美術館をハシゴするのがあるけど、私には無理だな。しかし高い入場料を払ったので(ケチ!)、Y先生と「モナリザとミロのビーナスぐらいは見ようか・・・」とたらたらと階段を登ったのでした。ルーブルも「ゲージュツが理解できなくても、この二つだけは観ていけ!」と言わんばかりにしっかりと案内表示が出ていて(笑)あの迷路のようなルーブルの中であっさりと見ることができました。感想は・・・そーですね、ミロのビーナスのお腹は結構出てるとか、足は30cmぐらいあるとか、モナリザはやっぱり眉毛がなくて顔色が悪く、どこからみてもこっちをじ~っと見てるとか・・・まあそんなもん(おいおい)。それでもやはり、絵画に造詣が深くなくてもやっぱり面白く、また絵画以外の展示(古代のガラスとか素敵だった!)も見ごたえがあって全然飽きませんでした。ちゃんと見るなら3日は通わないと。
 夕方2つ星レストランで「ディナー」の皆さんと別れて一人淋しく、でも幸せいっぱいでおうち(アパルトマンね)に帰りました。呪文のようなフランス語のTVを見ながら夕食を食べたらバタンキュー。誰だパリでもちゃんとトレーニングすると言ったのは!仕事中には見られない熱心さで集中して絵を見ていたため、疲労困憊だったのです~(言訳)。わざわざ持っていったトレーニングウエアは全てムダになりました

写真は、ルーブルのガラスの逆さピラミッドとミニピラミッド



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SCRAP BOOK | トップ | Espace Dali Monmartre »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

paris」カテゴリの最新記事