第18回ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ
『第18回ツアー・オブ・ジャパン』
出場選手:入部正太朗、木村圭佑、秋丸湧哉、横山航太、小山貴大
第1ステージ 【 堺 】 5/17(日) 13:40
大仙公園周回コース
2.65km(個人タイムトライアル)
『第18回ツアー・オブ・ジャパン』が、5月17日に開幕。堺国際クリテリウムに続いて、午後には堺ステージが開催され、大仙公園周回コースを1周する2.65kmの個人タイムトライアルが行われた。
ヨーロッパ、アジア、オセアニアなど世界各国から強豪チームが参戦する国内最大のステージレース『ツアー・オブ・ジャパン』。若手中心のシマノレーシングはそれを迎え撃つ日本勢の一角として、7万1000人の観客が見守る中、まず地元堺での短距離の個人タイムトライアルに挑んだ。
全100選手が30秒ごとにスタートして2.65kmのタイムを競い、初日の総合順位が決定するこのステージ。1巡目は、アンドレア・パリーニ(スカイダイヴドバイ)が3分21秒13で暫定トップに立つ。しばらくこのタイムが守られるが、後半に入り、アダム・フェラン(ドラパック)、トーマス・デイヴィソン(アヴァンティ)、ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ)など海外勢が次々にタイムを更新していく。
しかし、ラスト3人目に出走したブレントン・ジョーンズ(ドラパック)が3分19秒17のトップタイムを叩き出し、初日のリーダージャージを獲得した。
シマノレーシングは、キャプテンの入部正太朗が3分28秒22でゴール。9秒05差の30位とチーム内最上位につけた。
ツアー・オブ・ジャパンは明日18日の移動日を挟み、19日は三重県で初開催のいなべステージが行われる。その後、24日の東京ステージまで連日激しい戦いが繰り広げられる。シマノレーシングは強豪チームをマークしながら、ステージ優勝のチャンスを狙っていく。
■コメント
入部正太朗
「去年は29秒だったので、27秒ぐらい出ないかなと思っていたけど、一歩及ばなかったです」
木村圭佑
「TTは自分の実力は出し切れたかなと思います。去年よりはタイムは上がっていると思うので、落ちてなくてよかったです」
秋丸湧哉
「TTでの感触は、クリテの疲労を持ち込んであまりよくなかった。体の使い方はうまくいっていると思うので、明日の休息日をうまく過ごして今後のステージに繋げていきたい」
横山航太
「すごい観客の多い中のレースだってので、走ってて気持ちよかったです。明後日から東京までずっと続くので、体調を崩さず、レースをこなしていけばどこかでいい結果が出ると思います」
小山貴大
「こんな観客が多いレースは初めて。スタート前は体がちょっと緊張しているのがわかって、こんなすごい大会に高校卒業してアンダー(23)1年目で出られて、すばらしい環境でできていると思います」
※コメントの続きは動画で
堺ステージ・リザルト
1 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)3'19".17
2 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ レーシングチーム)3'19".78 +0".61
3 トーマス・デイヴィソン(アヴァンティ レーシングチーム)3'20".32 +1".15
4 アダム・フェラン(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)3'20".76 +1".59
5 アンドレア・パリーニ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)3'21".13 +1".96
6 ピーター・コニング(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)3'21".39 +2".22
7 テイラー・ガンマン(アヴァンティ レーシングチーム)3'22".04 +2".87
8 中根英登(愛三工業レーシングチーム)3'22".73 +3".56
9 ジェイソン・クリスティー(アヴァンティ レーシングチーム)3'22".94 +3".77
10 ティノ・ソメル(RTSサンティック レーシングチーム)3'23".76 +4".59
30 入部正太朗(シマノレーシング)3'28".22 +9".0
48 木村圭佑(シマノレーシング)3'30".73 +11".56
75 秋丸湧哉(シマノレーシング)3'36".60 +17".43
82 横山航太(シマノレーシング)3'38".14 +18".97
95 小山貴大(シマノレーシング)3'41".65 +22".48
総合成績
堺ステージ・リザルト
1 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)3'19
2 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ レーシングチーム)+0秒
3 トーマス・デイヴィソン(アヴァンティ レーシングチーム)+1秒
4 アダム・フェラン(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)+1秒
5 アンドレア・パリーニ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)+2秒
6 ピーター・コニング(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)+2秒
7 テイラー・ガンマン(アヴァンティ レーシングチーム)+3秒
8 中根英登(愛三工業レーシングチーム)+3秒
9 ジェイソン・クリスティー(アヴァンティ レーシングチーム)+3秒
10 ティノ・ソメル(RTSサンティック レーシングチーム)+4秒
30 入部正太朗(シマノレーシング)3'28".22 +9秒
48 木村圭佑(シマノレーシング)3'30".73 +11秒
75 秋丸湧哉(シマノレーシング)3'36".60 +17秒
82 横山航太(シマノレーシング)3'38".14 +18秒
95 小山貴大(シマノレーシング)3'41".65 +22秒
ツアー・オブジャパン・堺ステージを終えたチームメンバーインタビューです。
▲新人小山選手、入部キャプテンのインタビュー
▲横山選手、木村選手、秋丸選手、野寺監督のインタビュー