REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

[Report&MOVIE]ツアー・オブ・ジャパン2nd いなべステージ

2015年05月19日 | レースリポート

第18回ツアー・オブ・ジャパン いなべステージ

第2ステージ 【 いなべ 】 5/19(火) 9:00
阿下喜駅前→下川尻交差点→農業公園(梅林公園)周回コース
9.1km + 15.2km x 8周 = 130.7km

出場選手:入部正太朗、木村圭佑、秋丸湧哉、横山航太、小山貴大

第18回ツアー・オブ・ジャパン、移動日を挟んだ5月19日の第2ステージは三重県いなべ市で今年初開催された、いなべステージ。スタート前から雨が降り出す中、阿下喜駅前からのパレードランには三重県の鈴木英敬知事、いなべ市の日沖靖市長もロードバイクで参加し、ツアー・オブ・ジャパンを歓迎。観客も1万8000人が詰めかけ、レースを盛り上げた。

レースの舞台となるいなべ周回コース(1周15.2km)は、終始上り下りを繰り返す難コースで、最大勾配17%の激坂あり、テクニカルな下りあり、ハイスピードなワインディングがありと厳しい展開が予想される。ここを8周回して、最後は上り勾配でゴールとなる。シマノレーシングは前日の移動日に試走を行い、この日の戦いに臨んだ。また地元・滋賀県が近い木村圭佑には、両親などが応援に駆け付けた。

レースは周回までの移動区間からハイペースでアタック合戦が繰り広げられ、1周目の上り区間では集団後方で分裂も発生。シマノレーシングも、数選手が後方に取り残される。

雨が上がる中、残り6周で9人がアタックし、シマノレーシングはキャプテンの入部正太朗が入り込む。しかし、この逃げも翌周に捕まり、今度はソーフィアン・ハディ(スカイダイヴドバイ)が単独でアタックする。

シマノレーシングは、メイン集団内に入部正太朗、秋丸湧哉がつける。木村圭佑と小山貴大は後方の8人ほどの集団、横山航太はさらに後方で単独で追いかけるかたちとなった。

メイン集団ではブリヂストンアンカーがペースアップし、残り2周でハディを吸収。その後、海外勢の有力選手による14人が新たにアタック。メイン集団に対し、最大約1分20秒のタイム差をつける。

シマノレーシングは、メイン集団のペースアップに協力。しかし、逃げ集団から最後にアタックしたチュニジア王者のラファー・シティウィ(スカイダイヴドバイ)が15秒差をつけて単独で逃げ切り、ステージ優勝を飾った。シティウィはリーダージャージも獲得。2位はフランシスコ・マンセボ(スカイダイヴドバイ)、3位はルカ・ピベルニク(ランプレ・メリダ)と上位は海外勢が占めた。

シマノレーシングは入部正太朗がメイン集団後方の55位でゴールしたのが最高位だったが、厳しい戦いの中で5人全員が完走を果たした。

 

■コメント
入部正太朗
「途中、前で逃げに乗れて、いいメンバーの9人で50秒ぐらい開いて、このまま後ろから何人か来て前待ちで行けるかと思ったけど、吸収されてしまった。集団で次の動きに備えるかたちだったけど、ラスト2周のアンカーのペースアップからの14人の逃げに乗れなかった」

▲スタートを待つ木村&小山

▲秋丸

▲スタートを待つ

▲健闘したが先頭集団に入ることを逃し秋丸&入部

▲ゴール目指す木村&小山

▲大きく遅れたが粘りの走りで次につなげた横山

※他の選手、監督のコメントは動画でチェック

■リザルト
いなべステージ
1 ラファー・シティウィ(スカイダイヴドバイ)3時間10分06秒
2 フランシスコ・マンセボ(スカイダイヴドバイ)+15秒
3 ルカ・ピベルニク(ランプレ・メリダ)st
4 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカー)st
5 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)st
6 イリヤ・ゴロドニチェフ(RTSサンティック)st
7 アミール・ザルガリ(ピシュガマンジャイアント)st
8 ジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)st
9 ディディエール・シャペロ(NIPPOヴィーニファンティーニ)st
10 アダム・フェラン(ドラパック)st

55 入部正太朗(シマノレーシング)+1分10秒
62 秋丸湧哉(シマノレーシング)+1分26秒
89 小山貴大(シマノレーシング)+12分48秒
93 木村圭佑(シマノレーシング)+12分48秒
96 横山航太(シマノレーシング)+28分34秒

総合成績(第2ステージ終了)
1 ラファー・シティウィ(スカイダイヴドバイ)3時間13分20秒
2 フランシスコ・マンセボ(スカイダイヴドバイ)+20秒
3 アダム・フェラン(ドラパック)+21秒
4 ルカ・ピベルニク(ランプレ・メリダ)+24秒
5 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)+30秒
6 ジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)+31秒
7 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカー)+33秒
8 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)+34秒
9 アミール・ザルガリ(ピシュガマンジャイアント)+36秒
10 イリヤ・ゴロドニチェフ(RTSサンティック)+36秒

54 入部正太朗(シマノレーシング)+1分24秒
63 秋丸湧哉(シマノレーシング)+1分48秒
90 木村圭佑(シマノレーシング)+13分04秒
95 小山貴大(シマノレーシング)+13分15秒
96 横山航太(シマノレーシング)+28分58秒


 

ツアー・オブ・ジャパン・いなべステージを終えたチームメンバーインタビューです。


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