『ツアー・オブ・タイランド2018 第1ステージ』
【カテゴリー】UCI2.1
【開催地:タイ】PATTAYA ‐ CHAINATHABURI Distance=207km
【開催日】2018年4月1日
【出場選手】入部正太朗 木村圭祐 秋田拓磨 横山航太 小山貴大 黒枝咲哉
ツアー・オブ・タイランド初日は時折雨が降り高温多湿の中でのレースとなりました。スタートからアタックの掛け合いがありシマノレーシングもチャンスを伺いますが逃げは容認されません。
最初のスプリントポイントでは黒枝咲哉が2位通過し2秒のタイムボーナスを獲得します。シマノレーシングとしては黒枝以外の5名でエスケープのチャンスをうかがい、最終的にスプリント勝負となれば黒枝のステージ優勝を狙いたいと考えていました。
レースは大集団のスプリント勝負にもつれ込みますが、一旦ドライとなった路面がラスト1㎞から完全に濡れた状態となり、滑りやすく危険なスプリントとなりました。
残り1kmのコースプロフィールが事前に知らされていたものと異なり残り200mで右に緩やかに曲がりながらゴールへ向かうレイアウト。
コーナー外側、左端から単独追い上げた黒枝でしたたが、集団中ほどでスリップダウンした選手と巻き込まれた選手が進路をふさぎ、数十名が路面に投げ出される大クラッシュになり、黒枝と横山航太がこのクラッシュに巻き込まれます。
フェンスに衝突し、後続選手の下敷きとなった黒枝はしばらく動く事ができず一旦は救急車に搬送されましたが、レース継続を望み、徒歩にてゴールラインを切りました。
初日は不運がありましたが、残り800㎞以上レースは続きます。集中力を切らすことなく2日目以降に挑みます。
第1ステージ結果
https://www.cyclowired.jp/news/node/260237
1位 レイモンド・クレダー(チーム右京、オランダ) 4時間19分8秒
2位 モハド・ザミリ・サレ(トレンガヌサイクリングチーム、マレーシア) +0秒
3位 タナウット・サニクワティ(タイランド・コンチネンタル・サイクリングチーム、タイ)
4位 中島康晴(キナンサイクリングチーム、日本)
5位 ステファン・アスタエフ(ヴィノ-アスタナモータース、カザフスタン)
6位 アブディ・ガニ(KFCサイクリングチーム、インドネシア)
▲入部正太朗に付き添われ徒歩にてゴールする黒枝咲哉