『ツアー・オブ・タイランド2018 第6ステージ』
【カテゴリー】UCI2.1
【開催地:タイ】ROI-ET - KOHN KAEN Distance=110㎞km
【開催日】2018年4月6日
【出場選手】入部正太朗 秋田拓磨 横山航太 小山貴大
▲photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
ツアーオブタイランド6日目、最終日となる第6ステージが行われ、秋田拓磨が集団スプリントにて2位に入りました。
最終レースは110㎞とこの大会の中ではショートレースという位置づけに。
タイム差が少ない上位選手が多く、個人総合成績の上昇を狙う多数の選手がアタックを繰り返します。
シマノレーシングとして数十秒稼げば総合で大きく前進する可能性がある入部正太朗を逃げに送り込みたいところでしたが、序盤に大きく2つに分かれた後方集団に取り残されてしまいます。
ここで横山航太、小山貴大が先頭集団に入っている状況。このままの状況が最後まで続けばこの2名にステージを託すことになります。
リーダーのSTジョージチームベンジャミン選手も後方集団に取り残されており、追いたいチチーム、逃げ切りたいチームの攻防がしばらく続きますが、中盤にさしかかり集団は再び一つに。再びアタックを試みる入部らでしたが集団は最後の勝負に向けナーバスになり抜け出すことができません。
勝負は集団スプリントへ。残り2㎞すぎからのテクニカルな位置取りが必要な場面で秋田拓磨が好位置をキープします。
この大会スプリントで最強を誇るラース選手(チームイルミネート)がステージ3連勝を決めるスプリントを見せますが、秋田は微差の2位でゴール。
見事自身初のUCIポイントを得ることに成功しました。
UCI2.1の今大会で、シマノレーシングは第2ステージで入部正太朗が優勝、最終ステージで秋田拓磨が2位に入る以外にも要所でエスケープを試み、確実な成長を見せ、同時に今後への更なる進化を期待される走りを見せました。
※シクロワイアードの記事もご確認ください。
ツアー・オブ・タイランド 第6ステージ結果
1位 ラス・マーティン(チーム・イルミネート) 2時間23分15秒
2位 秋田拓磨(シマノレーシングチーム) +0秒
3位 レイモンド・クレダー(チーム右京) +0秒
4位 中島康晴(キナンサイクリングチーム) +0秒
5位 リ・ジセン(チンハイ・サイクリングチーム) +0秒
6位 ドミニク・ペレス(セブンイレブン-クリック・ロードバイクフィリピンズ) +0秒
個人総合順位(第6ステージ終了時)
1位 ベンジャミン・ディボール(セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム) 24時間1分4秒
2位 アルテム・オベチキン(トレンガヌ・サイクリングチーム) +16秒
3位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) +18秒
4位 ジョージ・カミロ・カスティブランコ(チーム・イルミネート) +2分9秒
5位 リウ・ジャンペン(ヘンシャン・サイクリングチーム) +2分9秒
6位 サラウット・シリオンナチャイ(タイランド・コンチネンタルサイクリングチーム) +2分14秒
ポイント賞(第6ステージ終了時)1位 マーティン・ラス(チーム・イルミネート) 82p
2位 中島康晴(キナンサイクリングチーム) 61p
3位 レイモンド・クレダー(チーム右京) 56p
山岳賞(第6ステージ終了時)
1位 ベンジャミン・ディボール(セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム) 28p
2位 アルテム・オベチキン(トレンガヌ・サイクリングチーム) 20p
3位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) 20p
チーム総合順位(第6ステージ終了時)
1位 キナンサイクリングチーム 72時間8分24秒
2位 タイランド・コンチネンタル・サイクリングチーム +1分44秒
3位 セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム +3分37秒