しのの気まぐれ日記

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火天の城(ネタバレ有)

2009年09月20日 21時02分27秒 | 感想
映画『火天の城』を見て来ました。
きっと監督はS名桔平のファンなんじゃないかな、って思うほど桔平たん映画だった。
いや、主役はN田敏行なんですけどね。
『化粧師』の時の様に尻出しはしていませんでしたが、乳首は出してました。
そして、桔平信様コスプレ祭!!
どんだけ違う衣装を出してくるんだろうってドキドキ(笑)
だって信様以外は職人とかがメインだから似たような服しか着ないし。
信様が一番着ていたのは、フリル付ブラウスですよ。
少なくとも色違いで四種類はあったもの。
蛇石のエピソードの流れの時の敵忍との殺陣(そう、信様のチャンバラがあるんですよ!!)の時も多分黒のフリルブラウスだと思う、ライダーズスーツ風のフリルブラウスに黒マント(笑)
あと真面目な大名装束みたいなのや(でも袴は黒地に金の織田木瓜なので派手ですよ)、陣羽織のようなのやマントとか合わせたら本当に何着出てきたんだろう、って感じでした。
そして、そんな信様は皆に愛されすぎだと思います。
そりゃ家臣達皆N田棟梁に嫉妬するさ。
キー!!ってなってたのは、嫉妬ですよきっと。

信様以外では、棟梁の妻役のO竹しのぶさんが色っぽかったですよ。
流石女優さんは綺麗です。
娘さんは可愛いけど、色気が足らなくて残念な感じだったんですけどね。
転んで足見せシーンがあったのにそそられないという、可愛いのにな・・・。
だからかも知れないんですが、娘さんの恋愛要素が邪魔だった。
いや途中排除されてた棟梁との親子関係ヶ所は良かっただけに残念です。
残念と言えば娘さんの衣装だけ他の人から浮いてて、チョットな感じ。
画面が暗くならないような配慮かもしれないんですが、他の人の衣装が、しっくりとし過ぎていたので、違和感が倍増しちゃったんだと思う。
立ち居振る舞いのせいではないんですよ、庶民系なので動きとか着方とかはあれで良いから、純粋に衣装の問題。
あぁ、でも他の衣装はとても良かった。
江戸と鎌倉のテイストの中間だけど、やや江戸寄りな感じが不自然じゃなく作ってあった。
庶民の衣装なんて資料も少ないだろうに、良い仕事です。
あと棟梁が大黒柱を敵である武田領内の木曾に探しに行くのですが、そこの領主木曾義昌役がS野高史さんでした。
良い味出してます!!
この方が出て来ると時代感が出て良いです。
安土城の大黒柱は木曾檜を使っているのですが、神宮の式年遷宮の話がちらっと出てきました。
家の近くも式年遷宮の車の通り道なので去年通って行きました。
まあ、映画で棟梁が抱き着いていた程の檜はもう無いと思われますがね。
多分、姫路城の昭和の大修復の時に大黒柱の片方に使うために切り出されたのが最後なんじゃないかな。
まあ、運ぶ途中で谷に落として二つに折れちゃったんですが、半分は使われてますよ。
この前の姫路城の番組でも、重遠さん以外に、昭和の大修復の時の大黒柱の問題が出ないかドキドキしてたのに出ませんでしたしね。

話がそれましたが、映像も美しいし、良い感じでした。
あ、OPが美しいので見逃さないよう気をつけて下さい。
コメント
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