にゃんこのヨガ的生き方

毎日をゆったり、元気に機嫌よく暮らす

にゃーのこと。そして幸せ

2020-12-13 15:48:03 | ねこ
うちの猫の腎臓の数値が悪いことがわかりました。

ここ1~2年、食欲が少し落ちてきた時が何度かありました。手で食べさせると食べます。
(夏の時期で暑くて食欲がないんだな)とか(年を取ってきたのかな)と思っていました。

1か月程前、食べたものを吐きました。暫し様子を見ましたが食欲が落ちていきます。(これはまずい)と思い医者に連れて行きました。

血液検査の結果、クレアチニンとBUNの値がひどく高いことがわかりました。
とにかく食べさせてください。食べてくれるならなんでもいいです。毎日点滴が必要です。なるべく水分を取れるようにしてあげてください。

どうして気づいてやれなかったのか。
なぜもっと早く医者に連れて行かなかったのか。

この子がいなくなるかもしれないという不安に押しつぶされそうでした。
喉のあたりに何かがつかえて、暫くは食べたいという気持ちがおきませんでした。
仕事をしていても、ふっと隙間ができると、今どうしているか大丈夫かと不安になります。

不安でたまらず、あちこちのWebを見ました。
そして「とにかく、できることをやろう」と決めました。

あちこちに水を置きました。冷たい水でなく、お湯にするとよく飲んでくれます。
置きっぱなしにせず、器を差し出してあげるとよく飲みます。
幸いなことに治療食を美味しがって食べてくれます。
毎日点滴をしています。

2週間後、数値は劇的に改善していました。
クレアチニンが3.5なのでまだよくはありませんが、2週間前とは大違いです。

多くの猫が腎臓を悪くするのは知っていました。
しかし腎臓の機能の7割ほどが失われないと症状が出ない、というのは知りませんでした。
腎臓は一度悪くなると改善しない。
できることは点滴、水分補給。これは尿を出すためで、悪くなった腎臓を治療するというわけではない。
20年以上猫を飼っていながら、この体たらく。

今回のことでつくづく思いました。
私が元気なのは身体を動かしているからだと思っていたけれど、それは違う。

自分にとって大切な人たち、猫たちが元気でいてくれること。
とりあえず食べていけること。
雨露をしのげる住まいがあること。
何とか仕事を普通に続けていられること。
身体のどこも悪くないこと。

失われそうになって初めて、自分が幸せだったことに、恵まれていたことに気づきました。
私よ、おごるなかれ。感謝の心を忘れないように。

この子が少しでも長く元気でいられるよう、できることをしていくつもりです。
目標はまず3年。そのあと3年。そしてもう3年。
20才まで元気で生きるんだよ。一緒に頑張ろうね。
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