帰りの中央線に酔っ払いがいた。
私は座っていた。
なんか右の方がうるさいなぁと思い右の方をみるが、特に何か異常は発見できず。
ただ酔っ払いがでかい声でしゃべっているのだろうくらいの感じだった。
軽くどなりつけているような感じでもあるが、同時に酔っ払いが呂律が回らなくなりつつも声を振り絞っている感じでもあった。
少ししてまた聞こえる。
今度ははっきりと因縁をつけているような感じだ。
ふと見ると、明らかに酔っ払ったサラリーマンのむさくるしいオッサンが、近くに座っている若い2人のサラリーマンに因縁をつけている。
それも、座っているところに覆いかぶさらんとするくらい酔っている。
酔い「なんか文句あんのかよぉ??」
若い「何も言ってないじゃないですか。」
(明らかに、何もないのに勝手に酔っ払いが因縁をつけた感じだ)
こんな感じの問答がしばらく続いた後、急に酔っ払いが少し冷静になったようで、何があったというわけではないのだが、
酔い『ごめん。俺が悪い。全部俺が悪い。』
と言って空いている席に座り込む。
座った後も同じようなことを繰り返し呟いていたが、すぐにおっさんは眠ってしまった。
勝手に因縁をつけて、勝手に謝り、勝手に寝ている。
私が八王子で乗り込んだ際に座る場所を他のところにしていたら、ひょっとすると絡まれたのは私だったかもしれない。
私は座っていた。
なんか右の方がうるさいなぁと思い右の方をみるが、特に何か異常は発見できず。
ただ酔っ払いがでかい声でしゃべっているのだろうくらいの感じだった。
軽くどなりつけているような感じでもあるが、同時に酔っ払いが呂律が回らなくなりつつも声を振り絞っている感じでもあった。
少ししてまた聞こえる。
今度ははっきりと因縁をつけているような感じだ。
ふと見ると、明らかに酔っ払ったサラリーマンのむさくるしいオッサンが、近くに座っている若い2人のサラリーマンに因縁をつけている。
それも、座っているところに覆いかぶさらんとするくらい酔っている。
酔い「なんか文句あんのかよぉ??」
若い「何も言ってないじゃないですか。」
(明らかに、何もないのに勝手に酔っ払いが因縁をつけた感じだ)
こんな感じの問答がしばらく続いた後、急に酔っ払いが少し冷静になったようで、何があったというわけではないのだが、
酔い『ごめん。俺が悪い。全部俺が悪い。』
と言って空いている席に座り込む。
座った後も同じようなことを繰り返し呟いていたが、すぐにおっさんは眠ってしまった。
勝手に因縁をつけて、勝手に謝り、勝手に寝ている。
私が八王子で乗り込んだ際に座る場所を他のところにしていたら、ひょっとすると絡まれたのは私だったかもしれない。