獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

対話ブログ・ステージⅢ:いよいよ再開です(8)

2022-05-27 01:08:00 | 対話ブログ

■の文章は、シニフィエさんの対話ブログからの引用です。
(私はシニフィエさんの主張に必ずしも賛同するものではありません)

●の文章は、それについたコメントの引用です。


■私の加害者としての学会員時代     投稿日: 2016年12月5日

皆さんそれぞれに大変な思いで創価から去ったり去ろうと努力されていらっしゃいます。創価を知らない人にはとうてい理解できないだろうし、おいそれと他人に相談できることでもない。ましてや創価脳の人に言ったら最後、危険人物あつかいを受けるのが関の山です。そんな方がこのブログにたどり着いて「自分だけじゃなかった」という驚きと「やっぱりそう(詐欺)だったんだ」と納得される方がほとんどではないでしょうか。
自分は完全に騙されていたという現実を目の前にしたときに、そしてこれからどうするのかとなったとき、やはり人によってやることが違います。ここにコメントしてくださる皆さんのように、創価学会が詐欺だという現実をきちんと受け止めながら、自分にできることを少しずつでも実行して結果を出していらっしゃる方。逆に現実を受け止めることができずに、なんとかして創価を正当化しょうとしたり、創価の正当化は無理でも、自分が信じてきた部分だけでも正当化しょうとして、おかしな理屈をこねたり、あるいは今の創価だけが悪いのであって、本来の創価も、それを信じて生きてきた自分も間違ってはいないと頑なに主張する人もいます。あの三人組のように、創価悪の根源である池田は正義であり、今の最高幹部が悪の根源であるとすることによって自分を正当化するためにまわりを間違った方向に巻き込んでしまうという悲しい人たちもいます。彼らほど極端ではないにせよ、安保法案に反対して国会前でデモをしていた学会員さんなどはそうした方たちのようです。どちらもいまだに創価から騙されていることに変わりはありません。
確かに自分の人生の根幹にしていたものが完全に間違いだったなんて、そうかんたんに認められるようなものではないことぐらい、誰にだってわかります。だからこそこ創価問題は深刻であり「詐欺だと気づいたから、さっさとやめてハイおしまい」というわけにはいかないのです。学会員の多くは被害者であると同時に加害者でもあります。騙された自分のことはまだ自分の責任として受け止められても、自分の家族や友人の人生までも狂わせてしまったというあまりの「とりかえしのつかなさ」に、心が折れてしまったり、立ち直るすべを見つけられないでいたりするのだと思います。でもそれでもどうにか生きていかなければならない。そんなギリギリの精神状態のなかで「自分だけじゃなかった」ということがわかるだけでも、また、自分と同じ境遇や気持ちの人と対話ができるだけでも、これから生きていくための大きな支えになっていると思います。対話によって気持ちを分かち合う。これは単に互いの傷を舐め合うだけのその場しのぎの自己満足ではありません。こうした対話を通じて生きる希望へとつなぎ、さらに創価に少しでも疑問を持てた方が、自分をとりまく厳しい現実をしっかりと受け止めることができるようになるための心のリハビリの場になってもらえればと思います。
皆さんからの貴重な体験談はもちろん、楽しい替え歌や川柳なども、とてもありがたいです。管理人の私は、そんな皆さんの気持ちを受けとめられる器のような場所を継続していくことが、せめてもの自分にできることであり、それが自分の人生を取り戻すための方法だと思っています。これからもよろしくお願いします。
ということで、今回のテーマはちょっとシビアなんですが「私の加害者としての学会員時代」とさせていただきます。つまり創価が詐欺だと気づいて「チックショー騙された~っ!」と地団駄を踏むと同時に、自分もそうとは知らずに家族や友人を結果的に騙してきたことの後悔や、また覚醒してから自分はこうして家族や友人に謝罪し赦してもらうことで、逆に救われましたといった経験のある方のお話をしていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

●ラザリス (2016年12月5日 17:04 )
とうとう来ましたか。自分の黒歴史ですね。
忘れ去りたい気持ちですが、懺悔の意味と、創価に疑問を感じ始めている若き会員に、同じ過ちを繰り返して欲しくないとの思いから、あえて告白いたします。
一番の黒歴史は、大学時代の彼女を創価の強引な勧誘が原因で失ったこと。
自分も彼女もお互いに傷ついたままで。今でも、このことを思い出すと、悲しい気持ちになります。
詳しくは、2014.9.19の 「近ごろ創価の内部でこんなことがあった 3 」のスレッドにあります。
それから15年ほど前、男子部の部長時代に、聖教の啓蒙で総県トップの成果を出してしまったこと。
近所の方々、親戚一同、同級生、退職した会社の同僚、お世話になっている商店主や店員さん・・・。
こちらの熱意に負けて、しぶしぶ取ってくれた方々ばかりでした。
幹部の口車に乗せられ、ナンミョーズ ハイになりながら、睡眠時間を削って、多くの方々に本当に無駄に迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい。
また、全国の配達員さんに余計な苦労をさせてしまいました。
あんな中身のない、大ちゃんよいしょ新聞など、役に立つのはテレビ欄のみでしたね。
今では、スマホで番組がわかるので、利用価値はゼロです。
あー、もったいないことをしてしまった。重ねて、ごめんなさい。
m(__)m

●元栄光地区婦人部 (2016年12月5日 19:55 )
私の加害者としての学会員時代、・・・幸か不幸か折伏できたのは友人一人だけで、その後2~3年で彼女は脱会したので、被害を与えた人は少なかったかもしれません。
それでも私の黒歴史を振り返ってみます。
中学校から級友の宗教を聞くと、学会の書籍で得た知識で徹底的に否定しました。
大きな仏壇のある友達の家にお邪魔した時も、「これは方便と言ってね、信心しても不幸になるんだよ、念仏は内向的で自殺とかしやすい」などと面と向かって言ったりしました。
「すべての不幸は邪宗にある」という学会指導の元、一体どれだけ多くの人たちに嫌な思いをさせてきたでしょうか。
申し訳なかったと思うのと同時に、ガチガチの狂信者であったこんな私であろうと、友人として付き合ってくれた人たちに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
振り返ると、学会員ということでいじめられたことはありませんでした。(内心ではどう思っていたかはわかりませんが・・)
学生時代、OL時代、ヤングミセス時代、こんな私に普通に接してくれている友達らを、機会があれば仏法対話をしてやろうと考えていた自分が、今も本当に恥ずかしいです。
脱会後、自分の黒歴史と面と向かった時、そこには大きな「虚無」がありました。
2~3年は苦しみました。自殺をしなかったのは子供がいたおかげです。
カウンセリングを受けました。
「宗教中心のあなたの家庭は異常です!!」とカウンセラーの先生にきっぱりと言われて、突然すごく楽になりました。
それまでは学会のことで精神カウンセリングを受けるなんてことは「信心に泥を塗ることだ」と抵抗感がありました。
みなさんも、脱会前でも脱会後でも、得体の知れないものに苦しんで生きるのに辛いなと感じた時、気楽にカウセリングを受けることをお勧めします。第三者の冷静な分析により「創価学会の信仰はおかしい」と太鼓判を押してもらうことは「救い」になると思います。
(ただし、学会のドクター部の先生ではだめです)

●signifie (2016年12月6日 11:13 )
皆さんありがとうございます。
完全創価脳は無理でも、うっすらと創価に疑問を持ちかけている学会員が、こうした皆さんのかつての様子を読めば、きっと「あ、これ今の自分のことじゃ?」って思いあたるのではないかと思います。
スマイルさんが仰るとおり、もちろん学会員は被害者です。言ってみれば歴代会長以外はみんな被害者とも言えます。あの3人が悪だくみをしなかったら創価は存在しなかったんですからね。実際のところ牧口会長はどうだったかはわかりません。当時どこにでもいた右翼思想家に過ぎなかったのかもしれません。彼が投獄されたのは、神道だと戦争に負けると言い張って軍に逆らったからです。べつに戦争に反対していたわけではありません。戸田会長も同様です。牧口も戸田も平和主義者ではなかった。日本が戦争に勝つためには日蓮を信仰しろと譲らなかったからです。戸田は死ぬまで酒と女に溺れた節操のないダメ人間でした。結局は池田にうまいこと利用されて終わりました。池田は戸田から教わったインチキ宗教をもとに、いかに会員を騙して巨万の富と権力を手中に収めるか。それだけが彼の幼少からの強烈なコンプレックスをカバーしてくれる唯一の方法だったのだと思います。そのためにはどんなうそでもつき、どんな犯罪にも手を染める。そこに罪悪感のカケラもないサイコパスでした。そうした意味では創価の加害者は池田ひとりで、あとは全員被害者とも言えるし、二世三世四世は不可効力という意味では完全な被害者だと思います。でも実際にはそんな被害者も、さらに被害者を作り出している加害者でもあるということだと思います。
そして皆さんが覚醒し、脱会してもなお創価の呪縛から逃れきれないで悩んでしまうことの大きな要因として、意図せずして加害者になってしまっていたということの罪悪感だと思います。残念ながら黒歴史を白にはできませんが、これ以上創価による加害者も被害者も出さないように、過去の黒歴史を形に残しておくべきだと思います。できれば抹殺してしまいたい自分の黒歴史が、ひとりでも多くの覚醒に繋がってほしいと願っています。

●ラザリス (2016年12月7日 16:24 )
黒歴史第2段は、牙城会です。加害者であるとともに被害者でもありますが。
就職して程なくして、部長に勧められて入りました。
東京では、任務は月一回程度でしたが、会社の終業時間までいたら任務の時間に間に合わないので、その日は半休を取るか、歯医者に行くとかごまかして、任務の時間に間に合わせてました。
田舎に帰省してからは、任務は10日に一回程度になり、本当に苦労しました。
こちらでもあらゆる言い訳を考えて、早退して任務に間に合わせてましたね。
当時の会社の同僚の皆様、詐欺団体運営のパシリのために仕事をおろそかにして、本当にごめんなさい。
いやいやながらも、15年間任務について「牙城会栄光賞」だったかな、もらいました。
いらねーや、そんなもん。
牙城会を頑張ったら、一軒家の家を持てるとか言われてましたが、ワシは仕事を頑張って持ち家を手に入れました。決して牙城会のおかげではありませんから。
最近は、王城会?往生会?とかに応援を頼んでるみたいですが、あと数年すれば、老城会にも応援を頼むようになるのでしょう。
現役の牙城会の皆さん、任務より仕事が大事です。
仕事が忙しい時は、迷わずすっぽかしましょう。
罰はありませんから。

●あにき (2016年12月7日 20:00 )
非活約1年、学会二世のあにきです。
では創価班ネタで。宗門対策を行う広宣部にも在籍していました。
正宗寺院の張り込み、乗り入れる車のナンバーのチェックなどをやった記憶があります。寺院に出入りする学会員のあぶり出しなどが目的だったのでしょう。今の個人情報保護法に引っ掛かるかどうかわかりませんが、こんな行為をへっちゃらでさせていた組織です。
純真な気持ちで、先生、先生っておっしゃられている方々、学会ってこんなド汚いことをさせた団体ですよ。池田の師匠の戸田は、宗教界の王者って言ってたんでしょ。だったら、こんな下劣なことさせなくても、堂々としていりゃよかったんじゃないですか?
世間に対する黒歴史として、紹介しました。

●マリー (2016年12月7日 22:55 )
加害者としての創価黒歴史はそう簡単には忘れられません。
これまでに本尊送りまでしてしまった友人は幸い少ないですが、唯一、宗教なんて全く興味ないように見えた友人を
まさかのきっかけで入会させてしまったことがあります・・・・。
友人の彼が命にかかわる病を発症してしまい、友人も心配と不安でいっぱいで誰にも言えなかったのでしょう。たまたま私だけに打ち明けてくれた・・・。
私はそこで今こそ彼女を救ってあげられる時!自分の宿命転換もできるチャンス!と 精一杯「仏法対話」をしてしまった・・・・。意外にも素直に話を聞いてくれた。
婦人部幹部の言われるままに創価幹部の医者の所まで連れて行き医学の面でもこの信心は絶対です。と指導されても、まだ入会すると言わない友人に、婦人部幹部が駐車場の車の中で返事を迫り、イエスというまで返してもらえず、最後に根負けしてしまった友人。そのあとすぐ友人は急に遠い地元に引っ越すことになった。
婦人部幹部たちが「引っ越す前に何としてもご本尊さまを!」と目の色を変えて騒ぎ、
けっきょく、みんなで引っ越し先にカラコピを安置しにいくことに・・・。
一台の車中に婦人部がミッチミチに詰まった状態で出発。
長い道中、支部婦人部長の大いびきをBGMに友人宅へ向かいました。
ドヤドヤと一人暮らしのお部屋に婦人部集団であがり込み、濃ゆいナムゲキョ入仏式。
そのあと婦人部たちが持参してくれた手作りのおかずを並べて食べて談笑タイム。
友人はなぜかそこにお茶の一杯も、お水という水分一滴さえも出してくれませんでした。
(喉詰まらせて全員弱体化させたかったのか?w)
近所に女子部が住んでるとわかり、みんな安堵してその女子部に友人を丸投げ?
お願いすることを決定し、帰ってきたあの日・・・。
なんだかとっても複雑な気持ちだった自分・・・。
すぐいつでも会える距離ではなくなってしまった事が妙に心配でした。
その後すぐ、あろうことか勤行がSGI勤行に変更に!!
理由は日蓮大聖人は長行をやれとは言ってなかった。坊主が勝手に苦行してるだけのような?
長行したい人はご自由に?的なことを幹部から聞いて…
さすがに創価脳の自分でも (?д?)はひ?
あの時、友人に長行の大切さをのたまった自分・・。
不信をおこしてしまってないかと感じ、連絡を入れてみても、メールも通話もすでに通じない。そしてそのまま何年も音信不通に・・・。
昨年脱会した私はちゃんと会って謝罪したいと何度も思っていたが、もうどうにも連絡手段がなく、あきらめかけてた時、なんと奇跡的に友人のほうからメールで連絡がー!キター!(゚д゚)!
ここぞ!とばかりに脱会の報告をし、深く謝罪をすると、
「最初から違和感あって、あれから何もしてないから大丈夫だよ(笑)」と明るく、逆にそれを私に言うのが申し訳なくて、連絡をあえて途絶えていたらしく、
「これからはもっと幸せになれるよ」と私のほうが励まされてしまいました。
当時の彼とは別れしてしまっていたけれど、今は独身生活を満喫している様子。
ただ、友人は仕事上、顧客に学会員が多いため、自分は脱会まではできない状況だけどねと言っていました。
ほんとうに申し訳ない気持ちです。(>_<)
でもあのタイミングでの友人からの連絡は今も不思議です。以心伝心?
他にも迷惑かけてしまった友人みんなに直接謝罪することがなんとかでき、みんな、「よかった、よかった~」と脱会を喜んでくれました。(ToT)
それでも、今でもふと、自分が発した数々の創価キテレツ用語や、慈悲だと勘違いした迷惑行為を思い出すたびに、
あまりの恥ずかしさで気を失いたくなります・・・・・。
(/ω\)もうほんとにゴメンナサイ・・・・・。

●あにき (2016年12月8日 23:58 )
ひどい加害行為は、子どもを入会させたことです。ただ、これは活動家家庭であれば普通の行為でもあります。
もっとひどいのは、子どもを本当にしょうもない未来部員会などに連れていき、いやな思いをさせたことのみならず、そのいやになった思いからあえて目をそらしてしまったことです。
いやな思いをさせたのは何回かありましたが、もっともひどかったのは、参加していた県男子部長が小学生の私の息子に対してあまり答えたくなかった質問をみんなの前で行ったときのことです。息子は黙りこんでしまいました。普通の感覚をもつ人間ならば、ごめんと言うなど何らかのフォローをすると思いますが、この県男子部長は無視して、別の子に質問をふりました。このときは、さすがにこいつに対して本当に腹が立ちましたが、どうにか我慢しました。
私の息子は、未来部の会合には今後出ない、と怒ってしまいました。それから数日後、息子から「うちはどうして普通の宗教じゃないの?」と言われました。私は、バリ活だったこともあって、この問いかけに対し結局は無視してしまいました。今振り返ると、本当に情けない、父親失格の対応だったと思います。妻はまだユル活なので、今はまだ言いませんが、いずれは「創価と縁を切ってもいいよ」と言うつもりです。
未来部だけではないですが、会合に上の幹部が入ると、逆効果になることの方が多かったです。

 

 


解説
「私の加害者としての学会員時代」というテーマは、参加者の心を揺さぶる重いテーマです。

ラザリスさんの黒歴史告白にあった、「ちかごろ創価の内部でこんなことがあった」の記事へのコメントは残念ながら読むことはできませんでしたが、satou さんが、
>ラザリスさんのコメント、映画のワンシーンのようで、ジーンとなりました。

と感想を述べていますから、きっと印象的なコメントだったのでしょう。

広宣部に在籍しハードな仕事をこなしていたあにきさんの情報も貴重です。
こどもに対してひどいことをしてしまったという告白も胸に迫ります。

マリーさんの友人を折伏した黒歴史。
リアリティーがあり、切ない内容です。

獅子風蓮