獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

対話ブログ・ステージⅢ:鯛焼きさんとの対話(5)

2022-10-11 01:35:30 | 対話ブログ

ひきつづきシニフィエさんと創価学会の現役活動家・鯛焼きさんとの対話をシリーズで掲載します。
後の検証のため、通し番号をつけました。


【16】鯛焼き(2018年7月24日 18:35)


ご回答ありがとうございます。聖教新聞と管理者様のブログの件で1点だけ言わせてください。

私の質問
>疑問なのは、なぜしっかり取材している聖教新聞は信頼性がないと決めつけて、管理者様のブログは信頼性があると断定できるのでしょうか?
>これは論理的に整合性があるとは到底思えません。

との問いに対して、管理者様の返信は、
>私は論理的な整合性があるかないかで創価が正しいか正しくないかの議論をしているわけではありません。

というやり取りでしたが、これは意図的に私の質問の趣意をすり替えられたのか、私の質問内容が悪かったのか? とにかく極めて的外れなコメントではあります(笑)

ですが、この問題は本質ではありません。ズルズル議論しても意味がないので建設的に次に移りたいと思います。

私への質問
>「鯛焼きさんは創価がいうことは全て何の疑問も持たないということですか?」

もちろん100%疑問がないことはありません。人間同士がやり取りしているので上位幹部との意思疎通がうまくいかず「なんでこっちの気持ちを分かってくれないの?」と思ったりとか、打ち出しにしても「え?まじかよ」なんて思うことは当然あります。安保法制の時も会則変更の時も「おーっと?何なんだ?」みたいな感覚に正直なりました。

でも私の場合は、自分なりに考えて「あ、なるほど!」とその時点での自分の知識や知恵を超えた解釈であることに気付き、すごく視野が広がりました。

あと、
>「自分は何を信じているのか?」
という宿題もあったかと思いますが、この質問は管理者様に感謝せねばなりません。

常日頃から日蓮仏法、創価学会の精神みたいなものを「無意識に信じている感覚」は当然持ってますが、いざ「何を信じてる?」と問われると明確に言葉にするのがなかなか難しかったです。でもおかげ様で整理できました(笑)

「日蓮大聖人の教えをベースにした創価学会の教え」

これを私は信じてます。突っ込むなら突っ込んでください。おそらく崩されないはずが(笑)

ですので「日蓮大聖人の教えをベースにした日蓮正宗の教え」は信じませんし、同じく「日蓮大聖人の教えをベースにした顕正会、立正佼成会の教え」も信じません。これはありえませんが、もし「親鸞聖人の教えをベースにした創価学会の教え」に変質してしまったら当然信じませんよ(笑)

とりあえず今は以上になります。よろしくお願いします。


【17】signifie(2018年7月24日 23:04)

鯛焼きさん、お返事ありがとうございます。
「日蓮仏法をベースとした創価学会の教え」を信じているということですね。わかりました。

もう少し確認させてください。
もし創価学会の教えが日蓮仏法の教えではなくなったら、鯛焼きさんはその日蓮仏法をベースとしない創価学会の教えであっても信じるというわけでしょうか?
鯛焼きさんに訊きたいのはそこなんです。何をもって信じているのかです。それが創価だから?創価だと教義や御本尊が変わっても信じられるから、多少おかしなことがあっても基本的には信じられるということでしょうか?
今まではたまたま創価学会が日蓮仏法の教えをベースにしていたからそれを信じているのであって、もし「創価が今日からは別のご本尊にします」と会長が言えば今までのご本尊は捨てて、新しいご本尊を拝むということですね。

今回、私からの最初の質問に、ダイナムさんが創価のご本尊を何枚も破り捨てたのはバチが当たると思いますか?と鯛焼きさんに訊いたら、今世か来世かわからないがいずれはバチが当たると言われました。もしダイナムさんにバチが当たる前に、創価のご本尊が別のものに変わっても、ダイナムさんにはたとえ何百年か先にダイナムさんが生まれ変わってもバチが当たるのでしょうか?
人間が死んだら同じ人間としていつか生まれ変わるという考え方が仏教かどうかも私にはわからないのですが、話がややこし気なるのでそれは置いときます(笑)
昨日まで信じてたご本尊でも、ある日創価の会長が「今までの御本尊は間違いでした。今日から新しいご本尊になったから、古いのは捨てましょう」と言ったら、ダイナムさんがいずれ当たると言われたバチはいったいどうなるんでしょう?御本尊を先に捨てたダイナムさんにはバチが当たって、創価が捨てましょうと言った後ならバチは当たらないってことでしょうか。それともご本尊が変わったらダイナムさんも無罪放免ですか?(笑)
鯛焼きさん、私が何を言いたいかわかりますか?
創価はすでにそれをやってきたでしょということです。
昨日も言いましたけど、創価が1992年に日蓮正宗から破門されて、日顕をあることないこと写真まで捏造して、創価新報などを通じて誹謗中傷の限りを尽くして攻撃して、逆に訴えられた創価は7割方の裁判で負けました。裁判で負け続けたことは学会員には知らせません。そして何年も日顕撲滅唱題会を全国でやらせてましたよね。全国の婦人部が拠点に集まって、「打倒!日顕」とか「撲滅!日顕」などと書いた紙を仏壇に掲げて、唱題が途切れないように当番制にして一心不乱に題目を上げ続けて日顕を呪い殺そうとしました。鯛焼きさんも参加したでしょう。でもそのときの創価の教えはまだ日蓮正宗の公安2年の大御本尊を本門の本尊としていました。その公安2年の大御本尊は本門の本尊ではないのとしたのは22年後の2014年です。22年間、創価は組織総出で日顕を呪い殺そうとしながらも、本門の本尊は富士大石寺の弘安2年の大御本尊だと認めていたんです。私など到底理解できません。ただ創価は今までのように日蓮正宗から御本尊を下付してもらえないので、創価学会員が住職をやっていたお寺の御本尊をスキャンして、さらに文字データをいじくって、部分的に消したり書き加えたりして創価学会オリジナルの御本尊を作りました。本来なら布であるべき表装の部分も一緒に一枚のカラーコピー用紙に印刷したものにプラスチックの棒を貼り付けたものです。原価は何十円かのものです。まるで年末に配る企業のカレンダーみたいに丸めてダンボールに入れたものを会館の倉庫の床に置いていたんです。これもブログに実際に見た方の報告がありました。「今までの御本尊はもう力がないの。今度からこれが本当の御本尊だから買い替えましょうね」と言って、それを1枚3,000円で買い替えさせました。さて買い替えさせられた学会員は何世帯でしょう?HPにあるように827万世帯でしょうか?それだと248億1,000万円にもなりますが、鯛焼きさんはまさか本当に日本の創価学会員が827万世帯もいると思ってませんよね。あれだけ多部数購読させている聖教新聞が600万部で、購読者が200万~300万人と言ってましたので、まあ、300万世帯だとしても、124億500万円の売り上げとなります。そのお金はどうしたんでしょうね。学会員にはわかりません。創価は一切収支報告はしません。そして22年後の2014年の8月11日になって、なんと突然日蓮正宗以外の本尊は全てが本門の本尊だということにしてしまいました。それまでは日蓮宗の御本尊だろうが新興宗教の御本尊だろうが、あんなものに力はないと言ってたんですよね。ところが2014年になって、まるっきり逆のことを発表したんです。日蓮正宗以外の御本尊はみんな創価の御本尊と同じ力がある本門の本尊であると。これらはみんな功徳があり、これを拝めば絶対的幸福境涯を得ることができるが、日蓮正宗の御本尊だけは授時の対象にしないと発表しました。それも聖教新聞の3面にです。鯛焼きさんもこれには驚いたそうですが、後から「なるほど」と納得したんですよね。何をどう考えたら納得できるのか教えて欲しいです。
さらに去年突然発表された「会憲」なるものでは、創価のご本尊はその時の会長が決めるという決まりになりました。これから創価のご本尊はいつ何になるのかわからないということです。私なんかは南無妙法蓮華経は永久不滅の法だと小さい頃から教わったものですが、今は違うんですね。もしかしたら題目だって変わるかもしれません。いつ何に変わってもおかしくない御本尊。でも鯛焼きさんはそのことに何の疑問も不満も感じないし、「なるほど」と納得したんですね。とにかく創価の言われた通りに何でも信じていくということなんですね。それを確認したかったんです。
いや、私はそれを批判しているのではありません。確認しているだけです。鯛焼きさんがそう思うのは自由です。私がどうこういうことではありません。

聖教新聞の話のついでに、もう少し聖教新聞にかかわるお金の話をしておきます。これはただの参考として読んでください。だからどうしろというのではありませんので悪しからず。
鯛焼きさんもご存知のように、聖教新聞は新聞ではありません。聖教新聞社という会社もありません。会社ではないので、代表取締役もいなければ収支計算報告もなければ会計監査もありません。聖教新聞で創価がどれだけの収入を得ているのか、税務署も知りません。見た目はどう見ても企業広告も載っている新聞ですが、なぜか聖教新聞という名の有料の会報です。
そこで、聖教新聞だけで創価がどれだけのお金を得ているのか計算してみました。聖教新聞の購読数を鯛焼きさんが言う600万部を200万~300万人の会員から集金しているとしましょう。すると単純に毎月1930円×600万部=115億8000万円を会員から徴収していることになります。年間で1839億6000万円です。しかも配達と集金はタダ同然で会員にさせていますよね。中にはバイクや車でないと配達できない地域もあって、ガソリン代を自腹を切って配達している会員もいます。このブログに実際にそうやって配達してきましたという方の報告があります。中には80歳90歳のおばあちゃんに配達させている地区があるという報告もあります。そうした会員のタダ働きに支えられた聖教新聞によって創価に入るお金は購読料だけではありません。広告掲載料が入ります。詳しくはこちらを見ていただければわかるのですが、
https://www.seikyoonline.com/intro/information/pdf/price-ad.pdf
広告掲載料金の設定は広さや地域で設定が細かく分かれていて複雑なのでわかりづらいと思いますが、ざっと1面(15段)の広告掲載料金は1回につき約500万円のようです。今、聖教新聞にどれだけ広告が掲載されているのか知りませんが、例えば一回の新聞の中に4面分の広告が掲載されるとすると、1日で約2000万円の広告掲載料金が創価学会に入ります。それが1ヶ月30日だと6億円です。ということは聖教新聞の広告収入だけでも年間で72億円です。
聖教新聞は宗教法人の会報なので税金のかかり方が一般紙とはぜんぜん違います。広告掲載の収入は課税の対象となるでしょうが、宗教法人の会報自体は課税の対象にはなりません。単純計算すると聖教新聞の利益だけで年間1911億6000万円の売り上げとなります。実際の広告収入はもっとあるでしょうから、ざっと年間2,000億円の収入があるということです。もちろん紙や印刷や輸送費の経費はかかりますが、それにしても会報ひとつで会員からこれだけのお金を集めているのに、配達と集金はタダ同然で会員にさせています。
これも鯛焼きさんは何の疑問も持たないんですよね。その理由が「日蓮仏法をベースとした創価学会の教えを信じているから」なんですね。聖教新聞以外にも創価新報、大百蓮華、グラフSGI、その他の書籍も各地区のノルマで強制的に買わされます。おまけになぜか分離したはずの公明新聞まで一緒にタダ同然で配達集金させられるのが学会員です。そうした上から降りてくるノルマを末端組織では協議会のたびにどうやって達成できるか悶々としていませんか?ノルマが達成できないときは昔から地区部長や地区担さんがかぶるのが常態化してます。「この間は私がかぶったから、今度はあなたの番ね」と。鯛焼きさんの支部では、みなさん喜んで池田先生からのお手紙の多部数購読や新聞配達や集金をされていますか?でも不満などないということですからきっと喜んでしてるんでしょうね。
しかし、聖教新聞の1461億6000万円なんか、財務の額に比べたらかわいいもんですよね。毎年毎年、創価はどれだけの額を会員から財務として集めているか、鯛焼きさんは考えたことがありますか?ちなみにこのブログの常連さんであるスマイルさんのお父様は億単位の財務をされていたそうです。でも最後は獅子されました。他にも3桁4桁をやってましたという元学会員さんがたくさん報告してくれています。考えたら、私の両親と兄夫婦も合わせたら億単位の財務をしてます。そしてそれが一度だって何に使われているか会員に教えないんです。普通ならありえないことですが、鯛焼きさんはそこに何も疑問も不満もないんですよね。
もしかしたらそんなこと考えないからですか?大聖人の仏法をベースにした創価学会の教えを信じていたら、会員が出したお金のことなんか考えなくなるんでしょうか?
鯛焼きさんが創価がやっていることに最終的に何ひとつ疑問も不満もないのは、自分で考えないことが当たり前になっているからかなと思いました。少なくとも私にとってはありえないおかしなことばかりです。

思いのほか長くなってしまいました。すみません。お返事は急ぎませんので、よろしくお願いします。

 


解説
「あなたは何を信じているのか?」とシニフィエさんに問われて、鯛焼きさんは、
「日蓮大聖人の教えをベースにした創価学会の教え」を信じていると答えました。
これにたいして、コロコロ変わる創価学会の教義を詳説し、それでも創価学会執行部のいうことを信じるのか、とシニフィエさんは鯛焼きさんを追い詰めます。
聖教新聞の多部数購読と広告費、それとローコストの配達員などで多額の収益があることを、数字を挙げて論証しています。
こういうことにかけてはシニフィエさんの説得力は並ではありません。ほれぼれします。

獅子風蓮