「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

愛知県、名古屋市、ともに下った住民の政党不信

2011-02-06 23:44:00 | ノンジャンル
エジプト動向が世界的注目を集める中で日本の報道は相撲の八百長問題とは何とも呆れる平和ボケであるが、今日は久々に良いニュースがあった。

愛知県、名古屋市のトップを決める選挙で政党やその取り巻き利益集団の意向を抑えいわゆる市民党、県民党というべき候補が当選を決めたことである。
市長と議会が対立する構図は阿久根と同じであるが、河村市長は迂遠ではあるがあくまで合法的手段で対抗した点が結果の違いとなって現れたと見るべきだ。
民主主義は手続きは面唐ナあるがそれもコストである。
また、国民は表と裏を知りながらも表に出た事象に対しては法の遵守に重きを置く。

その上での今回の勝利は今後の政治を変える期待を含んでいる。
既成政党、特に地方の議会はこの現実と国民の期待・願望を意識できるだろうか。

静岡県は予算編成勝ての情報公開をしないのでマスコミから漏れ伝えられる範囲でしか来年度予算の状況は明らかにされないが、先月末の読売新聞では、例のかりゆし公用服(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/682.html)開発のためにお得意の有識者まで入れて来年度約1600万円の予算を投じるようだ。
その理由が「英国ではワイシャツが下着。下着で来客に応じるのは無礼だ」(読売新聞)との持論にあるとのことで夏場をノーネクタイのワイシャツで過ごす「クールビズ」には反対であるとのこと。
「川勝知事の説明を聞いた自民党の県議は、「知事は文化文化と言うのだから、日本伝統の和服を着ればいいだけだろう」と、 社会に定着しつつあるクールビスに反旗を魔キ知事の発案に否定的な見方を示した。 」(同)とのことであるが、議員などというのは言うことは言っても反対できない「へたれ」であることは昨年からの富士山の日や今年の富士見の祭典への対応からも明白(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/704.html)。
こんなことばかりしていたらいずれ県民から見放されるだろう。
得票率が過半数という議員はいるのだろうか、利害抜きで今の議員を尊敬する県民がどれだけいるのか、想像してみてほしい。