「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

民有地無断伐採現場

2010-01-08 23:46:00 | 静岡空港
今日は朝一に県民だよりに関する公文書開示請求を行い、9時半からは静岡県特別職報酬等審議会の傍聴、午後は開示文書の追加分を空港建設事務所で受け取った後、空港を見学し、3時過ぎに地権者の御二方のご案内で県による無断伐採現場を確認してきた。
内容が濃いハードな1日だったので審議会の傍聴結果の詳細は明日に。
とりあえず現地の写真をUPしておくが、とても誤伐採とはいえないことが分かった。滑走路脇のこの部分だけなぜ手つかずで残っていたかは周囲の状況から民有地であることを十分に推定させるものだ。
おそらく知事も現場を見て故意といわれても仕方がないとの確信に至ったのだろう。
監査委員は書類だけ見てや役人の言い分だけを聞いて誤伐採と結論したようだが、現場を見るべきが真摯な監査というものだ。役人というのは本当に困ったものだ。

<手前のすすきのすぐ先ががけになっており無断伐採現場、その先に見える整備された法面は県有地で、さらに先の緑は石雲院の土地>

<同じ位置から逆方向を見たもの、側面に他には小高い岡や林は存在しない。いかに特異的な場所かが分かる。買収できずに取り残された民有地帯であったことは明らかだ。>


<人の見えるところが前2枚の撮影位置。このあたりに高さ7m程度の立木があったという。そこからさらに右下の谷も私有地で無断伐採された。無残にも伐採された立木が谷間に切りっぱなしで放置されている>


<おまけ>


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2 コメント

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Unknown (hana)
2010-01-17 19:25:42
無断伐採場所の写真を載せてくださりありがとうございました。
この場所は飛行機が低空飛行する滑走路の安全を守る基本の場所で航空法の転移表面にあたる所だと思います。ですから設置管理者である静岡県が転移表面より高い場所の建物や植物の監視をしなければなりません。
4枚目の写真の右下の隅にフェンスが写っていて、その高さと影の割合がほぼ同じくらいです。それから推すと無断伐採場所の立木の高さは最も高い所で空港本体の高さから上に約50m(国土地理院の地図から)はありそうです。静岡県の空港関係者は、制限表面に抵触していたから無断伐採をしたのではないでしょうか。
しかし、静岡県空港建設事務所や無断伐採の監査をした監査局に問い合わせると、転移表面とは関係ない場所と説明します。監査局までもこのような県民を惑わすような説明をして一体静岡県はどうなっているのでしょうか。

私の関係した佐久間町佐久間殿島急傾斜地崩壊対策事業でもこのやり方とほぼ同じです。伐採契約前の無断伐採、杜撰な測量、杭が抜いて捨てられている、伐採した木の放置、問合わせに誤った情報を教えることもあります。
これらのことは長い間の静岡県建設部(少なくとも旧天竜土木事務所で現在の浜松土木事務所天竜市局)の慣習で空気のように当たり前のことですので、善悪などの意識は持ち合わせているとは思われません。

ところで、無断伐採場所ですが、私が想像していたのは谷より少し西側でした。この写真を見ると谷より少し東側でしょうか。人が写っている3枚目の写真は、谷の東だと思いますが、そこも民有地で無断伐採の現場でしょうか。教えていただけましたら幸いです。
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Unknown (闇奉行)
2010-01-17 22:29:33
3枚目の写真は滑走路東側方面に向かって撮影したものです。すなわち撮影者の右側が伐採された谷、左側が滑走路になり、背中側が管制塔方向(西)です。
また、人が立っている場所がちょうど境界に当たり、手前が私有地で向こう側が県有地です。
また人が立っている位置から右手前1mほど下ったところには7mくらいのヒノキが立っていたそうです。
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