まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【8.15】20世紀の達成!井上陽水『氷の世界』・・もうすぐ74回目の終戦忌/J-POP論・POP詩の宇宙

2018-08-15 10:31:55 | J-POP論/POP詩の宇宙

私は生粋の1970年代世代。なぜか不思議とこのアルバムを聴き逃していた。かの戦争から30年近い月日が過ぎ去っていたが、もはや戦争の欠片も無く、・・否、まったく別の【戦争】が始まっていた。・・・《続く》

 

 

 

井上陽水メイキング・ドキュメント 『氷の世界40年』 2013

https://youtu.be/sIP8bwx3aA8?t=853

 

 

 


【8.15】34度の残暑つづく・・靖国に眠る500万《英霊》を全身全霊を賭けて追悼!/俳句再出発(日記)

2018-08-15 07:26:25 | 俳句再出発

戦争が廊下の奥に立つてゐた   渡辺白泉  【新興俳句の代表作】

今日も34度の【残暑】が続いています。ついに74回目の【終戦忌】となりました。私は完全な戦後生まれ【戦争を知らない子どもたち】ですが、戦前・戦中派(大正生まれ)の父母たちや、教師たちの《語り》を通じて、また幼い頃に街角に佇む【傷痍軍人】のアコーディオンの哀切なメロディーを通じて、戦争という何か巨大でどうにもならないものと向き合って来ました。そして青春期に、かの【ベトナム戦争】を国境を越えた同時代の《体験》として受容しました。それ以後、この地球上でどれだけの《戦争》が繰り返されたことか。人間のDNAに深く々々刻まれた悪意の凄まじさである。今日は全身全霊を賭けてジックリと考えてみたいと思います。・・・《続く》

 

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合唱 『戦争を知らない子どもたち』(詞 北山修)

https://youtu.be/WGnE5p6Ibug?t=20

 

 


【8.15】沖縄戦~熱くて真っ青な叫び まほろば/2018ふるさとニッポン(再録)

2018-08-15 07:18:06 | 生きるためのセルフ・コントロール法
死ぬ覚悟無き私に見えて来たもの
どうしようもない国のどうしようもない生
いまから死ぬと姉が爆弾抱いて去る
何故なのかと問うまでの死の断崖
われわれの敵は沖縄の住民ではない
われわれの敵は沖縄の住民しかない
父の名は玉城蒲吉遺骨無し
根こそぎのにわか赤紙無風なり
防衛召集敵は自分しかいなかった
竹やりで誰をどうやって斬るのか
首のない友をまだ友と呼んでいる
十一日間攻めては守る誰か死ぬ
住民とわかっていても狙い撃つ
ジョードラゴ伍長19歳「あれは住民だ」
半狂乱のあとポッカリと顔に穴
どうせ死ぬからと皆死んでゆく
南京でやったこと沖縄でやられけり
首里陥落人間の陥落まだこれから
バラバラの熱くて真っ青な叫びあり
南へ南へこの1分のため君を撃つ(首里司令部陥落後南端部へ)
洞窟(がま)から出ろ 外には何かあるだろう
「母ちゃーん」と泣く子に突っ込む白きもの
 
 
知名定男 『月ゆ美しゅ