まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

何もかも失くすといふこと盆用意 まほろば/新雑句雑感(120)~プロローグ6の始まり

2018-08-20 02:53:59 | 新雑句雑感

戻り梅雨麻原彰晃は見えていた   何もかも失くすといふこと盆用意   夏深しカルメン・マキは生きていた(『時には母の無い子のように』1969)   夏終る棒切れのような人生   ストレンジタワー揺れて夏野を消してゆく   ロス帰りの男しばらく月を見ず   アメリカン・グラフィティ沖縄の月白し   ヒューヒューと人吹かれゆく終戦忌   八月十五日の私の人体解剖図   HYのNAOという曲終戦日   終戦の日の暗澹誰もが鳥になる   生きていると原爆の日の風は冷たい   終戦日これから公園のミュージシャン 

 

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カルメン・マキ 『時には母のない子のように』

https://youtu.be/Iyf3Qy9Ro5I?t=89