電車に乗った。
なん駅か進んだところで、男子が三人、わたしの前に立った。
わたしの長男と同じくらいの年の頃だろうか。
三人とも黒ぶちメガネ、日焼けなんかしたことなさそうな色白な肌、リュックを背負っている。
いわゆる、がり勉君ムード。
二人はどこかの高校の制服。一人はジーンズと白いシャツ。ジーンズと白いシャツの彼は先輩らしい。
ところが、この先輩がメチャメチャ頭がいい。
後輩の話にする相槌やら、ふとした質問での切り替えしが、本当に、スマート!!
すっかり感心した。
カッコよく見えてきた。
遺伝子の話やら、生物の進化の話やら、メダカの精子の話やら。
とにかく、先輩の話にはキレがあった。
人って、おんなじように生きていておんなじような空間にいても、見ているものがまるで違うんだな、と思った。
電車で前に立っただけの、頭いい先輩にちょっと感動した。
いやぁ、先輩!かっこ良かったっす!
なん駅か進んだところで、男子が三人、わたしの前に立った。
わたしの長男と同じくらいの年の頃だろうか。
三人とも黒ぶちメガネ、日焼けなんかしたことなさそうな色白な肌、リュックを背負っている。
いわゆる、がり勉君ムード。
二人はどこかの高校の制服。一人はジーンズと白いシャツ。ジーンズと白いシャツの彼は先輩らしい。
ところが、この先輩がメチャメチャ頭がいい。
後輩の話にする相槌やら、ふとした質問での切り替えしが、本当に、スマート!!
すっかり感心した。
カッコよく見えてきた。
遺伝子の話やら、生物の進化の話やら、メダカの精子の話やら。
とにかく、先輩の話にはキレがあった。
人って、おんなじように生きていておんなじような空間にいても、見ているものがまるで違うんだな、と思った。
電車で前に立っただけの、頭いい先輩にちょっと感動した。
いやぁ、先輩!かっこ良かったっす!