大垣城に隣接する大垣公園内にある消防組員の頌徳碑です。イオニア式柱頭のエンタシスがぎっしりと隙間なく並び、上の石碑を支えている姿はなかなか壮観です。大垣市民のために身を挺して消防活動に従事してきた組員の功績をたたえるために昭和7年に建立されたもので、現在も公園の片隅で市民の安全を見守り続けています。
◆大垣消防組員頌徳碑/岐阜県大垣市新町2丁目
竣工:昭和7年(1932)
設計:藤井安蔵
施工:藤井寅吉
構造:石造
撮影:2013/11/23
■12本のエンタシスが並ぶ姿は、神殿を思わせる荘厳さが漂います
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