赤坂宿をあとに中山道を西へ向かうと昼飯と言うちょっと珍しい名前の町があります。
昼飯は「ひるい」と読みますが、当初は文字通り「ひるめし」と呼ばれていたそうです。その由来は、むかし長野の善光寺に大阪から如来を運ぶ一行が、途中ここで昼飯(ひるめし)をとったという故事からきています。
それからこの地を昼飯(ひるめし)と言うようになったのですが、「ひるめし」ではどうも下品でいけない。そこで飯の字を「いい」と読ませて「ひるいい」にしよう。そしていつのまにか「い」の字も一字省略されて、現在の「ひるい」になったそうな。(大垣市史より)
おあとがよろしいようで・・・
■昼飯町を歩いていたらちょうどお昼過ぎ、お腹がすいてきました
■中山道の北側には古い石灰工場が並びます
■戦前からの立派なお屋敷が点在しています
■玄関の鬼瓦の上に鎮座する鍾馗様
■東海道本線のガードをくぐると昼飯町から青墓町です~しかし青墓と言う地名も興味をそそられますなあ
■青墓の芦竹庵・円願寺跡~牛若丸がこの地に立ち寄った際、芦の杖を地面にさしたところ芦竹になったという伝説が残る
■県道216号線と交わり青墓に別れを告げます
■216号線を渡り青野町に入ります
■美濃国分寺(現在は美濃国分寺跡歴史公園)への道標
■青野の一里塚(中山道一里塚跡)
■駒引の交差点を過ぎると不破郡垂井町です