公園の西側木立が繁る一画に、木造平屋建の日本家屋が建っています。
この建物は天皇即位の大典を祝し、産業振興、文化の発展を願って、昭和3年9月に催された「御大典奉祝名古屋博覧会」の際、茶席の参考館として建てられたものです。
名古屋材木商組合によって木曽桧材の最高級品を以ってつくられ、同年10 月に名古屋市に寄附されました。
現在は一般の利用も可能で、この日もアニメなどのコスプレを行うコスプレーヤーの皆さんのが、撮影に興じていました。
■戦前の歴史的建造物とコスプレーヤーの取り合わせは、まさに時代を感じさせます。
鶴舞公園は和洋風の庭園と歴史的建造物が一か所に集まり、屋内外での撮影が可能なので、全国からコスプレーヤーが集まるメッカになっているそうです。
◆鶴々亭/名古屋市昭和区鶴舞1丁目
竣工:昭和3年(1928)
構造:木造平屋建・桟瓦葺
撮影:2015/03/21
鶴舞公園、だと思っていましたところ、CBCのラジオが『つるま・・・』というので何故かと調べたらもともと『つるま』という地名にこの字を当てて公園の名としたのが始まりで中央線の駅が出来たときに『つるまい』と読まれるようになったとか・・・
「つるま」が正式みたいですが、地名は「つるまい」と読ませるのでややこしいですね。
地元ではどちらも通用するみたいですね。