■山川橋(やまかわ)~飛騨川/岐阜県加茂郡川辺町中川辺~福島
竣工:昭和12年(1937)
構造:RCラーメン
撮影:2013/05/03
川辺町の飛騨川に架かる山川橋は、川辺ダムの建設に伴い初代山川橋(吊橋)が廃止されたため、昭和12年二代目として竣工しました。
昭和58年上流に国道418号が通る新山川橋が開通しましたが、築後70年以上経った現在も地元の人々の生活道路として利用されています。
また川辺ダムの建設によりできたダム湖を利用して、山川橋の上流には川辺漕艇場が設けられ、国体や国際大会など多くの会場として利用されています。
<参考:飛騨川周辺地域の歴史的土木構造物>
■この日も地元高校のボート部などの練習風景が見られました
■ダムによって水位が上がる前は長い橋脚が見えていました(川辺町HPより)
■東詰より望む
■西詰より望む
■「昭和十二年三月竣工」の銘板が入る親柱
木曽飛騨川水系の橋が土木遺産として保存活用されるのは喜ばしい限りです。
データ提供に関しては、画像の選定など詳細を相談させていただきたく、下記のアドレスに直接メールいただけますと幸いです。
shortwood57@gmail.com
よろしくお願いいたします。
山川橋がこの度、土木学会の選奨土木遺産に選ばれ、記事で紹介したいのですが、土木学会の提供写真は画素数が少なく、紙の新聞のカラー印刷に耐えられません。そこで画像を探したところ、こちら様の写真が見つかった次第です。
できましたら、生データを提供していただけませんでしょうか。
クレジット表記などにつきましてご相談したく思いますので、ご連絡を頂けると幸いです。
kaor1076@kmh.biglobe.ne.jp